最新号 (vol.61) のPR、大編集後記を連日つぶやかせてもらっている。今日も元気につぶやくぜ…って、なんか変な日本語だな (笑) 。特集の「俺たちが愛した東京」を締めくくったのはこんなページだ。
エピローグの後に番外編として作った見開きがこれで、編集部員5人による “東京のおもひで” だ。それぞれ異なる東京事情があり、なかなかの名所が揃ったのも楽しい。右ページ上のかわいいおぼっちゃまが僕で、今も変わらない時計台と今はない都電の停留場がバッチリと写っている。手をつなぐお袋が着物を着ているということは、何か特別なイベントだったのかそれとも日常的なものだったのか近々聞いてみたい。隣に写っているご婦人も着物を着込んでいるところを見ると、日常的に着ていたのかなと推測している。
銀座といえば男の社交場であり、馴染みのクラブとやらを持ちたいものだがそれはあまりにもハードルが高い。会社から至近なのにかかわらず、ほぼ馴染みのない街である。寿司をつまんで行きつけのバーでマティーニを2杯引っ掛けてクラブに行き、ママさんたちに見送られながらタクシーに乗り込んで帰宅する。なーんて夢を一応捨てずにおくことにしよう。
ふん、僕にだって銀座に馴染みの店くらいあるわい。銀座ライオン7丁目店だ。昭和9年に開業したままの、高い天井が気持ちいい店内は居心地バツグンで、流れた時間の重みを感じられて楽しい。従業員さんもビッとしていて、料理ももちろんビールもサイコーのおっさんパラダイスだ。銀座らしさも感じられて贅沢な気分にもなれる。庶民にはこのくらいがお似合いだな。