今日はこれから北海道でイベントだー。時間のある方はぜひ、小樽そばのキロロリゾートに来て、読者であることを名乗ってください。僕泣きますから。それにしても“は〜るばる来たぜ”である。東北道をひたすら青森まで走り、いや、免許を持っていない僕にとっては走っていただき、船に揺られて約4時間かけて函館に上陸し、でっかいどお、北海道を感じながらの移動だ。ふーっ。そんでもって今日は終わるとひたすら東京を目指して走っていただき、月曜のビジネスシーンに間に合うように帰るのだ。ふーっ。と、そんなふうに過ごしている僕であるが、最新号は全国の書店で健闘しているかな? どこどことレジに運ばれているかな? 心配と期待が入り混じって過ごしてる北海道の僕なのだ。
発売直後ということで、またまた解説なんかさせてもらいましょ。昨日見開きで写真を置くことに勇気がいると解説した。その言葉どおり、今号に見開き写真展開は3つしかない。巻頭特集のトビラになっているページがまずひとつ。これは毎回腕の見せ所というか、悩むページである。それでいてものづくりの楽しさを強く感じるページでもあるのだ。いかがですかね、今回の出来映えは? ぜひご感想を聞かせてください。
もうひとつは110ページにドーンと使った、南三陸が海にのみこれた瞬間の写真である。掲載を迷ったほど、驚愕のカットだ。それでも掲載に踏み切れたのは、僕たちがこの企画を続けるモチベーションは震災の記憶を風化させることなく、復興に役立に立ちたいとの思いからである。この写真を撮影した昭和40年男の佐藤さんも同じ思いだ。だからこそ愛する街の無惨な姿を撮り続けたのである。彼のインタビューを5ページに渡って掲載しているので、じっくりと感じ取っていただきたい。そして、明日へと力を込めていただけたらうれしい。
今日は日曜日ですね。まだ手に入れていない方は今すぐ書店で手に取ってみてください。そしてレジへとGo!! ビールでも呑みながら、1日じっくりと楽しんでいただける充実企画がてんこ盛りですよー。