そろそろ君と離れて暮らさなければならないんだ。さみしいよ、心の底からさみしいんだけど仕方がないんだ。マイハニー、それはほんの少しの時間さ。僕は君なしでも勇気を持って生きていくよ。また逢えるその日まで、So Long.
このビジュアルにしてこの書き出しは、そのまま僕のカレー南蛮愛を綴っている。
会社の近くにあるそば屋のカレー南蛮で、現在この750円也がナンバーワンだ。芝商店街にある『やぶ砂』という店で、まあ、ハッキリと申し上げるとわざわざ行くほどのことはない(笑)。昭和なそば屋のたたずまいが大好きで、普通であることをこよく愛する僕にとっては極めて重要な店なのだ。同じ悪趣味の方には自信を持ってオススメする、昭和と普通の炸裂具合は都内でも有数である。
それにしても、カレー南蛮とは罪な1杯だ。3密、いや、僕の3好がどんぶりの中で混じり合っているのだから。そば、カレー、そしてかつおダシだ。素晴らしい。考え出してくれた方に足を向けて寝ることができない…って、誰だか知らんが。
この写真の850円也もやはりいい。こちらの方が一般的には評価は高くなるだろう。このつぶやきでは常連中の常連、江戸時代から続く老舗そば屋『更科布屋』の一杯だ。大きな違いは前者が豚肉を使っていて、後者が鶏の胸肉である点だ。大きくはこれによって前者の勝利となるわけで、僕の好みはさらに煮込まれているのが玉ねぎでなく長ネギであれば最高なのだが、この組み合わせはほぼお目にかかれない。
さて本題。周囲に僕ほどの汗っかきを見たことがないくらい僕はひどい。真冬でもこいつを一杯食い終わる頃にはびしょびしょになってしまうのに、この季節は周囲の客に迷惑なくらい無様な姿になる。要するに自粛するのだ。また逢えるその日まで、So Long!!