ムー一族を初体験!?

ⓒTBS

 

BS12で『ムー一族』が再放送されるというのを、このサイトの『S40ニュース!』で知った。カミングアウトすると、僕は当時このドラマを見ていない。桂木 文ちゃんこそスーパーアイドルだと言っているくせに、そのデビュー作だった『ムー一族』を観ていないのはモグリだな。しかも『昭和40年男』で取り上げることがある、久世光彦さんのプロデュース作品じゃないか。ありとあらゆる部分でモグリな僕だ。

 

録画しておいた1・2話を観た。いやー、カオスですな。ドタバタ感とパワーに押しまくられる。いきなりの『お化けのロック』で始まったと思ったら、クリエイションのかっこいいギターナンバーが延々と続く。途中では『林檎殺人事件』が突如挿入されたり、若い伊東四朗さんは電線マンを持ち出すし、おもちゃ箱をひっくり返したような感じがすごくよい。なんで僕は当時これを観なかったのだろう。

 

調べてみるとわかった、昭和53年の水曜9時は『欽ちゃんのどこまでやるの!』を観ていたのだ。好きだったなあ、真屋順子さん。コロコロと笑う彼女に中坊ながら癒されていた。まだエレキギターと出会う前で、僕の夢はドリフターズに加入することだったから、欽ちゃんからも極意を学び取ろうと懸命だった。桂木文さんのネタでつぶやくたびに???だったのが、今日ここでつぶやくために調べてホッとした。てことは、『ムー一族』観ていたタメ年男は少数派なのではないか。

 

テレビをつけてもしかめっ面ばかりだから、ドタバタカオスの『ムー一族』でスカッとしてはいかがだろう。1・2話での文ちゃんの登場は極めて少なかったが、これからを期待している僕だ。伊東四朗さんと樹木希林さんがイキイキしていて、観ているとドンドン元気になってくる。それと、渡辺美佐子さんが演じている役柄が、裏番組でライバルの『欽どこ』における真屋さんとダブって見えるのは僕だけだろうか。明るくて聡明ないいお母さんて感じ。毎週月曜日に2話ずつの放送ですぞ。

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