こんにちは、編集部まつざきです。
4月26日(日)、2週間ぶりに自宅近くのホームセンターと、同じ建物内にある食品スーパーへ食料品と日用品を買うために出かけてきました。生鮮食品などは、連れ合いが平日に3日に一度くらいの割合で近くのスーパーで買ってくれているので、保存食を大量に買うというわけではなく、洗剤などの日用品購入が主な目的です。昼食時は恐らく買い物客も少ないだろうとあえてお昼の時間帯に出かけたところ、案の定空いていることは、駐車場のクルマの少なさからすぐにわかりました。ホームセンター内には衣料品などを扱うテナントも入っていますが、それらは休業中で、やはり2週間前とはかなり様子も一変していました。一部、品薄になっている商品も見受けられましたが、運よく品出し中の詰め替え用薬用ハンドソープと、「次亜塩素酸水」のスプレーを購入することができました。
消毒用のエタノールが極端な品薄状態になっているなかで、その代わりとなる抗菌・抗ウイルス効果のあるものに注目が集まっていますが、この次亜塩素酸水というちょっとあまりなじみのない製品も、一役かっています。(次亜塩素酸水に関する厚生労働省が公表している資料はこちら)
一般財団法人機能水研究振興財団によると、次亜塩素酸水(有効塩素濃度 10~80ppm)は、各種の病原細菌やウイルスに対して高い殺菌活性や不活化活性を示し、それらの活性は、消毒用アルコール(70%)より高く、0.1%次亜塩素酸ナトリウムと同等性があるという効果も発表されており、新型コロナウイルスの感染予防にも期待がもてるとのこと。
実際、この次亜塩素酸水はカット野菜などの食品加工の段階で付着する恐れのある食中毒菌などに効果を発揮しているということで、食品添加物としての安全性が認められているものです。ドアノブなど、手で触れる場所にスプレーして使用することで、さまざまな菌だけでなく、インフルエンザウイルスや新型コロナウイルスの不活性化にも効果があるようです。販売店の表(下の写真内右側の水色の表です)では皮膚への消毒の項目に「×」がついていましたが、前述のように食品にも使われていることから、人体に使っても問題はないもののようです。エタノールのような揮発性はありませんが、その分肌にはやさしいようです。手にスプレーして適量を刷り込めばすぐに乾きますし、アルコールの刺激に敏感な方にはいいのではないでしょうか。
エタノールが不足している現状で、こういった製品に目を向けるのも対策のひとつだと思いますので、皆さんももし見かけたら購入してみてはいかがですか。GWに入って、気が緩みがちになることも懸念されています。ここは、いま一度気を引き締めて、さらなる新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、不要不急の外出の自粛も含め、一人ひとりができることを続けていきたいものです。