浜松町が誇る貿易センタービルに入っている文教堂さんが、僕の定点観測書店だ。仕事柄、書店は非常に大事な情報収集ポイントであり、会社から近くに大型書店があるのは本当にありがたい。
兄弟誌の『昭和50年男』の発売日(11日)はこんな棚の状態で、棚取物語なんてちょっと親父ギャグでつぶやかせていただいた。そして、『昭和40年男』のもはや恒例となる総集編『昭和が描いた俺たちの未来』が16日に発売されて今日の棚はこうだーっ。変身、とおっ!!
ほうほう、こうなったか。残念ながら3月にリリースした『俺たちど根性世代』は返本ということだろう。その約1ヶ月前に発行した『中年男の健康講座』をまだ残してくれているのは、文教堂さんの判断なのだろうから、ともかく1冊でも多く売れることを祈ったりした。それにしても、お隣の昭和マンガは変わらないのですな(笑)。
『昭和が描いた俺たちの未来』は、小さな頃より雑誌を壊して総集編を作るというちょっと変態な趣味を持っていた僕にしても、よくできていると胸を張れる出来だ。が、残念なことに多くの書店が休んでいて、そこへと納品された僕の分身は梱包されたまま眠っているのだ。ものすごく悲しい。5月7日より、全国的に書店がオープンになってくれるといいのだが、これまた祈るしかないな。うちの本は鮮度が命ではないから、そこからでも十分挽回できるはずだ。あっ、ここでも売ってるね。後輩にはこっちを教えてあげましょう。