どうも、おはこんばんちはです。編集部の “フクヘン?A” (仮) です。
今日も今日とて、おかげさまで好評発売中の『昭和50年男』vol.004 より、特集「オレたちの90年代 1990-1994 5years」についてご紹介しちゃいます。昭和50年男が15~19歳だった1990~1994年のさまざまなトピックスを取り上げているこの特集なんですが、その中から本日ピックアップするのは… 1992年にフジテレビでスタートした伝説のぶっとび早朝子供番組『ウゴウゴ・ルーガ』を取り上げたこの記事!
「テレビ史に残るラジカル子供番組― おきらくごくらく!『ウゴウゴ・ルーガ』」です。
ヴァーチャル・リアリティの先駆け的なCGセットの部屋に、“おきらくごくらく!” が合言葉の「テレビくん」、キラキラ涙目の「トマトちゃん」、鼻血ブーの「ツインピッグス」、“きめて きめて“ のおフランスな「シュールくん」…などなど、個性的な3DCGキャラが日替わりで登場。ウゴウゴくん&ルーガちゃんの2人との噛み合ってるような合ってないような会話はクセになる味わいでした。さらに、次々と展開されるミニコーナーにも、「プリプリはかせ」「ミカンせいじん」「おやじむし」「あにき」「ぶるたぶちゃん」「がんばれ!まさおくん」などなど、妙ちくりんな愛すべきキャラたちがわんさかごちゃまん!
そんな『ウゴウゴ・ルーガ』が放送されたのは、実は1992年10月から94年3月までという、わずか1年半のこと。「えッそんな短かったっけ?」と思ってしまうんですが、月~金の帯番組だった本編はもちろん、本編生放送のスペシャル版が何度もあったり、ピチカート・ファイヴの「東京は夜の七時」を主題歌にした、夜の『ウゴウゴ・ルーガ2号』もあったりと、それだけハイテンション&高密度な内容&展開だったということでしょう。昭和50年男の多くは当時高校生だったと思うんですが、たまたま早朝に目にして、子供番組の枠に収まらない得体の知れないパワーに圧倒され、虜になった人も多かったのでは?
不肖筆者、今回の『昭和50年男』の評判はどうかな~ と、ちょくちょくTwitterでエゴサ的なこともしてみるんですが、ついでに “ウゴウゴルーガ“ で検索してみると、現在のSTAY HOMEな状況の中で、けっこう「ウゴウゴ・ルーガが見たい!」「今のテレビの代わりにずっと流して」みたいな声が多いんですよねぇ。Zoomアプリの背景をウゴルーの部屋にしてみた、なんて人もいたりとか。もはや30年近く昔の番組なワケですが、いかに当時の視聴者に強烈なインパクトを与えたか、ヒシヒシと感じてしまいます。
今回の記事では、番組のチーフディレクターを務めた福原伸治さんに取材し、いったいどんな発想でこの伝説的な番組が生まれてきたのか語っていただいてます。福原さんは、ウゴルー以前に、フジテレビの実験的な深夜枠「JOCX-TV2」で『アインシュタイン』なども担当されており、曰く「実はウゴルーとポケモンはルーツが同じ」とのこと… ハテ? どういうこと? と思った方はゼヒ、記事をチェックしてみてください! 番組開始前の企画書や放送台本など、貴重な資料もちょこっとお見せしてますョ! とにかく『ウゴウゴ・ルーガ』は、テレビというフィールドでAMIGAコンピュータを駆使して展開された、当時の最先端メディアアートのポップな実験場だったと言ってよいでしょう。
ちなみに、記事のラストでは、『ウゴウゴ・ルーガ』のDNAを受け継いで日曜ド早朝に放送中の『じゃじゃじゃじゃ~ン!』もご紹介。監修を務める石井浩二さんは福原さんのアシスタントとしてウゴルー制作に携わった人物で、往時の思い出メッセージをいただきました。
さらには「ルーガちゃん」こと 小出由華ちゃん からもメッセージが! 現在は結婚してデンマークとの2拠点生活中というルーガちゃん。ちょうどご協力オファー中に第二子が誕生、こりゃめでたい!ということで、ぜひ見てみていただきたい! あの女のコがこんなに大きく、立派なお母さんになって… そりゃ~オレらもオッサンになるわナ…と、なんとも感慨深い想いにひたれることでしょう…w
といったワケで、おうちで楽しむアーリー80’s、まさに おきらくごくらく!な『昭和50年男』vol.004 のお買い求めは、ご近所の本屋さんやネット書店、もしくは 送料無料のクレタオンラインショップ でどうぞ~!