会社のある浜松町界隈のランチ事情は劣悪で、行列のできている店がものすごく多い。そんな中でも、特に列が長い店がお弁当を始めた。さすがに昨今の状況下ではこの店にも人は並んでおらず、店頭で声をあげての弁当販売だ。そんな店が今はたくさんあり、大打撃の飲食店の皆様のご苦労が見える。
若い女の子に人気のビストロで、まだ開業して間もないのだが前述した通りランチ時は13時を過ぎてもいつも満席だ。夜も繁盛しているようで、なるほどメニュー構成や内装のセンスがよろしくて、いつか女の子を連れて行ってみたいが会社の近くだから無理だな(バカ、そもそも付いて来てくれる女の子がいないっす)。ともかくディナータイムにいつかと思っていたところだったから、試しにとお弁当を購入したのだ。
さすがっ、ご飯は女子の心を鷲掴みの五穀米で、好感を持ったのはおっさん向けに大盛りをお値段据え置きでラインナップしていることだ。おかずの品数も多くてやはり女子に人気の店の気遣いが詰め込まれている。これで500円は随分と企業努力をなさっていると感じられて、元気をもらった。というのも、こうした努力が飲食関係の方だけでなく、日本中のいたるところで起こっているはずだ。食べながら僕らだって僕らなりの工夫や努力をしなければ、な〜んて風に燃えちゃったのさ。
で、僕の兄貴分が切り盛りしていて、5月5日に『東京麻布秘密基地』を予定していたオッサレーなレストランの『セレニータ』も負けずに営業を続けている。8時閉店の要請を受けたのだろう、夕方5時からのオープンに変更になっている。さらにさらに、テイクアウトも始めたそうなんでぜひご利用いただきたい。だってね、5月5日に『東京麻布秘密基地』の中止によってその売り上げの1,000万円(嘘)がなくなってしまったのだから。テーブルの間隔を空けて、窓からフレッシュエアを取り込んでの営業で奮闘しているとのことだ。一個上の下町の兄貴が供する料理は、下町育ちとは思えない(失礼)センスが散りばめられた皿に、下町育ちらしい優しさがたっぷりと振りかかっていて、気持ちがほっこりする。と、今日は兄貴の奮闘にエールを送りたくてついついPRなっちまったよ、チャンチャン。
エールお送っていただき ありがとうございます!!
ご近所のお客様に応援していただきながら、元気に営業しております。
偶然なのですが、今日アップした『セレニータブログ』は『昭和40年男』について書いてあります