ボーイングが13年ぶりに新開発した中型機787がデビューする。今秋、10月26〜27日にANAにて成田-香港間で就航記念チャーター便を運航することが決まった。
最大の特徴は商用機として初めてカーボンファイバーを全面的に採用したこと。採用率は50%を越え、大幅な軽量化が実現。ロールス・ロイス社製の新型エンジンと相まって、燃費が約20%向上した。低燃費化により、大型ジェット旅客機並みの航続距離を可能にし、これまで大型機でしか行けなかった距離も同機による直行が可能になる。
またカーボンは水分による耐腐食性に優れるため、従来の金属製旅客機では水分除去装置などで機体を常に乾燥状態(そのため長時間フライとで喉を痛めることも)にせざるを得なかったのを、そうすることなく湿度のコントロールが可能となった。また、室内の快適性を大幅に向上させたのも787の大きな特徴のひとつ。加湿器やLED照明、大型窓だけでなく、新型エンジンの低騒音で室内もより静かになっている。
新しい空の旅に期待したい。
加湿器が装備されたのは嬉しいですよね。
でも座席の配列が中型機なのに2-4-2なのはワイドボディの特徴なんでしょうね。
早く乗ってみたいものです。