一昨年に初開催して、今年で3回を迎えるはずだった偉大なる子供返りの日なのだが、今回は断念する。『東京麻布秘密基地』にお申し込みいただいた、20万人(ウソ)の皆さんの悲しみと涙を今感じているところだ。加えて、毎週月曜日のおなじみ『浅草秘密基地』も最短での再開が5月11日になる。今回の宣言がどこまで有効になるかまだわからないが、ともかく終息に向かうことを祈るばかりだ。
相変わらず情報バラエティに腹を立てていて、さも報道してますというドヤ顔で不安と恐怖ばかりを煽る輩が多すぎる。確かに恐ろしい敵と対峙しているわけで、でもだからこそ今本当に必要な報道とは的確であることだ。ところが視聴率を取りたいがための刺激合戦になっているように思えてならない。なにごとも賛辞よりも批判のほうが同調を呼べるから、この方向にブレーキがかからず、大船団になってネガティブキンペーンを展開しているだけの中身のない報道もどきが実に多い。ツッコミどころを手を替え品を替え探し続けていることに、辟易を通り越してもう感心させられる(笑)。
ガハハでいよう。いい話を探そう。こんな時でもそれらはいくらでも転がっている。悩んでも仕方ないから悩まないだ。ネガティブに同調して眉間にしわを寄せてテレビを観ている時間はもったいなくて、クズでしかない。ましてやこんな混乱の中にあっては心に不衛生だし、百害あって一利なしだ。でもそんなことは、テレビを作っている方々こそ、実は一番よーくわかっているのだ。
東京2020の5月5日は流れてしまうけど、終息方向に向かったらなるべく早くに違う企画でスケジュールを組む。我慢した分だけ、もっともっと大きなガハハで集える企画を考えることが、今の僕にできることだ。これでいいのだ。