今朝、4度目の勝負となる、11日リリースの兄弟誌『昭和50年男』が会社に届いた。僕はプロデューサーとして参加しているに留めて、編集作業は若いスタッフに任せている。って、昭和50年男とその周辺世代を若いと呼ぶのは世間一般じゃ通用しないかもしれないが、僕から見たら十分にフレッシュである。表紙のアイデアも“若い”スタッフより出て、昭和50年男のデザイナーが仕上げたものだ。力の入った1冊に仕上がったから、ぜひ後輩たちに教えてあげてほしい。
一方で、16日リリースの増刊号の作業が、今まさに最終の最終となっている。一昨年の8月より展開している『昭和40年男』の総集編で、偶数月発行を続けて11冊目となる。よくぞ続けてきたもので、このシリーズもまだまだ展開を目指せそうだ。かつては年間で6回の勝負だったのが、18回に増えているのはちょっぴり胸を張ってもよかろう。まだまだ攻めようと考えているところだ。
ガキの頃、読み終わったマンガ雑誌をため込んでいると、お袋から捨てろと言われる。そこで、泣く泣く手放す際にばらして総集編を作るのが好きだった。同一タイトルで作る単行本もどきはもちろん、おもしろかった話をテーマで分けて傑作選みたいなものも作った。野球マンガだけとか、ラブコメだけとかそんな感じで数作をまとめて綴じるのだ。総集編がこれだけ出し続けられるのは、ガキの頃に培ったカテゴライズ術によるものなのかもしれない。なーんちゃって。
今回はなにをテーマにしたかの発表は、現時点では控えさせていただくが今回も保存版の傑作ができた。表紙は俺たち世代ならきっとぶっ飛ぶはずだから乞うご期待だ。この表紙の制作には、昨日の緊急事態宣言が深〜く関わったから一生忘れられないものになった。この辺は後日つぶやかせていただくから乞うご期待だ。表紙とテーマのヒントは1999とだけ、追加つぶやきさせていただく。
※総集編は過去の記事をテーマに沿って抜粋し、再編集して構成しています。本誌を全号お持ちの方は、ぶっ飛んだ表紙と巻頭の書き下ろしページ、そして僕の1冊としてのまとめこむ華麗なテクニック(!?)の数々をお楽しみください。あっ、立ち読みでもいいですから(書店さん、すんません)。