富士重工業は、ドイツで9月15日より一般公開予定の第64回フランクフルトモーターショーに、ワールドプレミアとなる『SUBARUXV(スバルエックスブイ)』と、トヨタ自動車とのアライアンスとして現在共同開発中のFRスポーツ車の技術コンセプトモデル『SUBARU BRZ PROLOGUE-BOXER Sports Car ArchitectureII-』を出展すると発表した。
スバルXVは、UrbanAdventureをコンセプトに開発された新型クロスオーバーモデル。スポーティさとカジュアルさを併せ持ち、Cセグメントクロスオーバーマーケットに投入されるとされている。軽やかなプロポーションとクロスオーバーらしい存在感を両立したエクステリアデザインとされる本モデル。環境問題への対応が問われる現代において、このクロスオーバー系モデルは燃費への対策も強く問われる。新世代パワーユニットがどのような燃費性のを持つのか、期待されるところ。スバルのコア技術であるシンメトリカルAWDとSIシャシーが得意とするカテゴリだけに、どのようなモデルになるのか楽しみだ。ちなみに、なんとなくアルシオーネSVXを想像させるネーミングにどきどきしたりして。
一方の『SUBARU BRZ PROLOGUE』は、ボクサーエンジン(水平対向エンジン)を搭載した新しいプラットフォームをベースに、トヨタ自動車と共同開発を進めている新型FRスポーツカー「SUBARU BRZ」の技術コンセプトモデル。
昭和40年男にとって、レオーネ・レガシィ・アルシオーネあたりは忘れられないクルマたちだろう。これらの血脈を色濃く受け継いでいそうなこの2台は、どちらもスバルの今後を占う重要なモデルだけに、ショーでの反応が気になるところだ。