努力する者、夢語る。サボる人間、グチ語る。〜大編集後記。

 

東京は冷たい雨の土曜日だ。こんな日はビールでも呑みながら『昭和40年男』を隅々まで読んでちょうだいな。では今日も最新号のご紹介となる、大編集後記といってみよっ!! まず声高らかに申し上げる。泣けるぜ、森脇健児さんと。

 

昨日つぶやいた轟 二郎さん同様、その存在を知らぬ者はほぼいないだろうが、俺たちにとってスーパースターという存在では決してない。そう、今回の特集はど根性具合にフォーカスして、こだわりの人選をしたのだ。なもんで、このお2人以外にも、横浜高校で培った不良のど根性を貫いた愛甲 猛さん、モッズ魂を燃やし続けるザ・コレクターズ、相手の攻撃に耐えて耐え抜いたプロレスラーの越中詩郎さんといったラインナップだ。読めば読むほど、自分の中にあるど根性魂が再燃するというのが狙いである。

 

で、森脇さんなのだが、彼がこれほどまでに苦労していたのを知らなかった。だがそこから這い上がったからこそ絞り出せる、珠玉の言葉がある。今日のタイトルにした、ページ左にある大見出しだ。
努力する者、夢語る。サボる人間、グチ語る。
なんと素晴らしいのだろう。これは僕の好きな言葉集に入れさせていただくことにした、まさしくおっしゃる通りだとうなづいている。

 

走ることで自分を磨き、芸能界での居場所をつかんだど根性ストーリーは、きっと涙を誘うはずだ。ビールがどんどんうまくなり、明日は久しぶりに体を動かすか…、なんて気分になっていただければ幸いである。ぜひっ、読んで泣けっ!!

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