根性で勝負!! 本日発売じゃーっ。

 

なんだか暗〜い毎日ですなあ。せめて我々世代は日々ガハハでいこうじゃないか。とは言っても、さすがにこうも毎日ネガティブキャンペーンをメディアに展開されてちょっと参り気味な貴兄に、めいっぱいネジの外れた特集をお送りしよう。本日、俺たちど根性世代で勝負の開始じゃーっ!!

 

社会からバッシングを受けても上等だとの覚悟で作ろうと編集部に檄を飛ばした。というのも、現代社会において“ど根性”なんて言葉はほぼ死語になってしまったと感じられる。そんな社会にカウンターパンチを打つべし打つべしと取り組んだ、まさしく俺たち世代の特集だと胸を張っている発売日の今日だ。

 

特集の冒頭、プロローグを飾っていただいたのは日本マラソン界のスーパーエース、瀬古利彦さんだ。モスクワオリンピックの金メダリストと僕は言いたい。その瀬古さんの言葉こそが、今こそ昭和40年男たちの、いや日本人の魂を揺さぶるだろうとご登場いただいたのだ。いやーっ、表紙が星飛雄馬でどアタマが瀬古さんとは、なんて熱苦しいんだろう。

 

記事の冒頭、瀬古さんが『巨人の星』にふれているのは、完全なる偶然であることを信じていただきたい。ライティングを担当したタメ年男の濱口も、表紙を見てこの偶然を喜んでいたくらいだから。まあ、偶然というより必然なんだとも考えられる。しかもうさぎ跳びや大リーグボール養成ギプスにも言及していて、これもまさに今回の表紙を作った2パターンである。うさぎ跳びが優ったのは、木の陰にいる星 明子の圧倒的な存在感からだ。

 

そしてこれまたうれしいタイトルが付けられたのは、そのインタビュー内容によるものだ。「勝つためにはどんな時代でもど根性」とは、完璧なスタートダッシュである。飛雄馬の表紙に始まり、特集扉でもしつこくうさぎ跳びをフューチャーして、さらに記事の頭で「どんな時代でも」と続くこの展開は、さすがっ、しつこい巳年だ。コロナだかなんだか知らんが連日テレビから聞かされていて辟易としているだろうが、よくよく考えると俺たちの時代は根性が連日のようにテレビから押し込まれていた。うーむ、やはりいい時代を生きたのだな。

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