昨日発売になった『中年男の健康講座』は手に取っていただけただろうか。このつぶやきを読んでくださっているヘビーユーザーの方々は、過去記事を再編集した総集編は持ってるからいいよとおっしゃるかもしれないが、参考にしていただきたい書き下ろしの記事を2本入れてあるから、立ち読みでも結構なので(書店さんごめんなさい)お付き合いいただきたい。
冒頭に入れ込んだのが、待って! その食べ方間違っています! 「大人の食育」だ。ここには「へーっ、そうだったんだ」という記事が多く入れ込んである。近年わかったことでなんて、これまでの常識が覆ることがよくあるのが健康にまつわる諸説である。そんな中でも、毎日体に直接働きかける食は、きちんと知っておくことで健康維持へと直結する。本自体のオープニングにも書いたことで、バランスのとれた食事を心がけるなんてわかっちゃいるけどそんなん無理だという諸氏がほとんどだろう。忙しく過ぎていく中で昼飯なんざかっ込めればいいし、夜は大事な付き合いがある。だがそんな方々だからこそ、知っておくだけできっとわずかながらでも変化が起きるはずだ。それが365日積み上がれば相当な効果になることだろう。10ページにまとめ込んだ「大人の食育」は必読である。
もうひとつの書き下ろしページが、俺たち世代はやはり正しく知っておきたいストレスについてだ。50代男性は自殺率が最も高いとのことで、ストレスによって精神的、肉体的なダメージがそこへとつながっていく。決して人ごとでない。この6ページでは食と同様、正しく知ることに力を込めている。こちらもぜひっしっかりと知識にしてほしい。
一昨年の7月発売号で編集長にカムバックして、知名度アップを目標に掲げて就任直後の8月より総集編を休まず打ち込んでいる。隔月発行の間を埋めることで、常に書店にロゴマークが見えるようになった。さらに兄弟誌の『昭和50年男』も投入することができ、以前よりだいぶ書店棚で力を持った。バックナンバー含めてコーナーを作っていただける書店さんが増えたのもありがたい。さらに攻撃の手を緩めずに走っていくので、やはり健康には気をつけなければいかんな(笑)。