データ武装に対して感覚論は不利な闘いだ。
ましてやいつも、類似誌が存在しない企画ばかりで交渉するのだから。
すると
「それは○○と似た方向性ですよね。ちなみに…」
とパソコンをカチャカチャ。
「あー、ダメですね」
となる。何度も聞く決めゼリフもある。
「ないジャンルの雑誌って、結局成り立たないからないんですよ」
んなコト言われったって、
でき上がったマーケットに出ていくための武器
(大手広告代理店やクライアントとのツーカーの付き合いとか、潤沢な資金とか)
がないんだから、
既存にないもので勝負に出て
誰もまねできない状態をつくりあげるしかないのである。
余談だが、
この本のベタベタなタイトルの狙いはここにもある。
大ヒットしちゃって
どこかの出版社が類似でやろうとしたときにまねしづらいはず。
つうかきっとそこは相当バカにされるだろう。
俺は30年男と50年男も発行することを視野に入れているが、
それだってよそがやるのはかなりかっこわるい。
名付けて
“真似するとダサ過ぎてヤケドするぜ作戦”
だ。フッフッフ、どうだ。
さらにさらに、俺の野望は
20・25・30・35・45・50・55・60の全9冊を
月刊で書店に並べることなのさ。
どうだ、まいったかー。ゼイゼイ。