大好きなマンガ雑誌の『ビッグコミックオリジナル』の最新号に、昭和な付録が付いていて組み立ててみた。ガキの頃と変わらない悪戦苦闘を楽しんだ。
『小学一年生』から始まり、六年生まで毎月楽しみにしていた。よくよく考えると僕は小学生時代に、72冊もの小学館発行誌に世話になっていたことになる。その後も『少年サンデー』に『ビッグコミック』系はすべてを読んでいた時期があり、さらにさらになんてったって『GORO』&『写楽』だ。皆さんもきっとお世話になったことだろう。大人の階段を登ってからは『BE-PAL』『DIME』に、『サライ』『SAPIO』は今もよく買う雑誌だ。版元別では小学館さんの雑誌が、これまでの人生で最も多く購入しているかもしれない。
『ビッグコミックオリジナル』は少なくとも35年以上にわたり、おそらく買い逃したのは1度だけだと記憶している。同じのを2冊買っちゃうくらいのヘビーユーザーで、きっと還暦過ぎても付き合っていることだろう。まさか50歳を過ぎてもマンガ誌から卒業できずに生きていくとは、ガキの頃には想像できなかったことだ。
愛読し始めた頃より続いている『三丁目の夕日』が、5日発売号で連載1,000回を迎えたそうで、その記念号になっている。これはいい企画だなあと惚れ惚れした。オリンピックイヤーに連載1,000回の記録を達成して、その付録が旧国立競技場のペーパークラフトとはすばらしすぎる。写真のとおり、中々の仕上がりに満足している僕だ。聖火台までついていて楽しいったらない。
厚紙を組み立てる付録といえばまさに『小学●年生』だった。当時は書店さんが届けてくれて、発売日に学校から帰宅すると必ず届いていた。まず取りかかるのが付録だ。晩御飯の前には組み立てあげ、よくできると食卓で自慢したっけ。不器用ながら懸命になって組み立てた日々へと時間旅行を楽しませてもらった。巻頭カラーで始まる作品の後に続く“三丁目”を歩く。という企画も楽しく、この号はお買い得ですぞ。20日には最新号に棚を奪われるから、本日発売の総集編『中年男の健康講座』と一緒にご購入してはいかがだろう。フッフッフ、さりげなくPRを入れ込むあざとい僕なのさっ!!