情報バラエティで、今日はカレーの日なんだと騒いでいた。そんな日があることを、もうすぐ55歳を迎えようというおっさんは知らなかった。全国学校栄養士協議会なる連中が全国の小中学校に、1月22日の給食はカレーにしろと命じたらしい。昭和57年のことだそうで、そんなおもしろいことが高校に通っていた頃にあったとは。これにちなんで今日はカレーの日になったそうな、ふむふむ。
キレンジャーを名乗る僕としては当然ながら指をくわえているわけにゃーイカン。てな訳でランチは浜松町が誇るネパール母さんの味、ポカラカリーライスでキマリだ。辛いのが好きだがあまり強くない僕にはヘビーな辛さだが、それをはるかに超えてうまい。これは紹介した多くの方々も同意見で「辛いカレーは苦手なんだけどここのはOK」との声を寄せてもらっている。僕はいつも手ぬぐいと扇子を持って出かけて、周囲から見ると驚くような汗を流しながら食っている。今日もバッチリ目立っていたぞ。
これほどうまいのに、昼時でも行列にならないのがまたいい。きっとダンチュウさんに見つかっていないからだ(笑)。このひどい看板を見たら大概の人が尻込みするというのもあるかもしれない。若い女性を見ることも少ないから、SNSで拡散されることもない。いろんな奇跡が重なって、地元人にとってはいつでも座れる快適な店となっているのだ。こうしてつぶやいてしまったことで騒ぎにならないことを祈っていたりするが、以前もつぶやいたものの騒ぎにならなかったから杞憂だろう(泣)。
しかしカレーってのは人を狂わす食い物だ。あれもこれもどれもうまい。まずいカレーってのは探すのが困難なほどだ。スープカレーや蕎麦屋のカレー丼とかいろんなスタイルが存在するのは、カレージャンキーたちのたゆまぬ努力の賜物だ。ポタラカリーライスはネパール母さんを名乗りながらも、ご覧のように赤い福神漬けがどっちゃりと乗っている。日本のニーズをつかんで努力をしてくれているのだね、母さん。今日も大満足でしたー。