今日も元気に最新号のPR、大編集後記を綴らせていただく。どうやら販売はまずまず順調のようで、今年最初の勝負の行方にひとまずホッとしている今日だ。
くどいようだが今回の特集は、20年代の到来を記念して1980年を切り取った。日本がキラキラしていた80年代の起点となっている80年には、そのキラキラへと誘った謎がたくさん潜んでいる。これを紐解く特集だ。我々はコンテンツ・カルチャー・世相・音楽の4つのキーワードを設定して構成した。その第2章となるカルチャーで、ツッパリを取り上げた。
当時ツッパリは文化と呼べるほど、1つのビッグカルチャーだった。その渦中にいた当時はとってもバイオレンスだったが、今俯瞰してみるとちょっと笑えてしまうファッションが多々存在していたりする。そんな部分も含めて構成した4ページは見所満載で、かつ、人生にまで踏み込んだ感動的なページになっている(出たーっ、自画自賛)。なんと言っても本誌初登場の嶋 大輔兄貴が取材対象なのだから、そりゃーバッチリなのは想像いただけるだろう。
1つ上の兄貴が語った当時の自分と今の自分。ツッパリという生き様の今昔物語は読み応えズッシリで、テーマとは裏腹に実に爽やかな内容なのだ。騙されたと思って書店で36ページを開いてみてくれ。きっとあなたはレジへと向かうだろう(笑)。40年前の自分ときっと会える特集“1980 秘められた謎”で挑んだvol.59は絶賛発売中だ。明日からの仕事を邁進させるエネルギーを、ぜひ今すぐ手に入れてくれっ!!