バンダイより、『大人の超合金』シリーズの新製品として『大人の超合金 新幹線0系』が2012年2月24日より発売される。定価は7万8750円。
昭和40年男が生まれる前年となる1964年より、2008年までの44年間に渡って運行されてきた初代新幹線、0系。新幹線といえばコレ、という読者も多いのではないだろうか。東京〜大阪間を最高時速210㎞/h、およそ3時間10分で結び(開通当初は4時間)、高度経済成長期の象徴として親しまれてきた。
一方の『大人の超合金』は、74年から展開しているバンダイを代表する玩具のブランドである『超合金』で培った技術を利用して、実在する造形物をリアルに再現した塗装済み完成品モデルシリーズ。2010年3月に第1弾『アポロ11号&サターンV型ロケット』を発売して以来、スペースシャトル、はやぶさの商品化を進めてきた。今回はその第4弾となる。
モデルになったのは新幹線0系 21型式1号車両で、開業時に東京〜大阪間を走った車両。大阪交通科学博物館に保存されている車両を実際に取材し、外観のディテールや車両内の設備や運転室、そして普段見ることができない床下機器も忠実に再現している。また、すべてのドアの開閉ギミックの他、屋根を取り外すことができて、なんと定員75名の転換式座席は全席方向転換が可能。さらにスイッチ一つで、標識灯や客室内のカバー付き蛍光灯を点灯できる。20体のフィギュアが付属し、様々なシーンを再現することができるのも特徴。
主なターゲットは、電車や乗り物好きの40代〜60代の男性と、我々昭和40年男ドンピシャリ。日本の高度経済成長期を支え、“夢の超特急”として今もなお多くの人々の心に刻まれている新幹線0系を貴兄のコレクションに加えてみてはいかがだろうか。なお、今回の発売に合わせて、バンダイでは新幹線0系のプロモーションビデオも制作・公開している。石坂浩二のナレーションで紹介される新幹線の歴史は製品の紹介は、なかなか秀逸なので、こちらもぜひご覧いただきたい。