『昭和40年男』は沖縄ではどのくらい認知されているのだろうか。あまり詳しいデータがないのだが(ダメじゃん)、リリースされていることは間違いない。読者の方がいたら、ぜひ明日のイベントに足を運んでちょうだい。『昭和40年男』のプチミーティングをしようじゃないか。読者の方はぜひ声をかけていただきたい。僕はステージで暴れている。
今年もたくさんのイベントを主催、共催、そしてお手伝いしてきた。バイクイベントで今年最も多い10本を開催することになるのが、明日の『カワサキコーヒーブレイクミーティング』だ。カワサキとの共催でコーヒーを飲みながらバイク談義に花を咲かせてくれというコンセプトで、1998年からず〜っと開催を続けている。よくぞここまで継続できたものだ。
シンプルがゆえ続けてこられた。華美な演出はなく、参加者と乗ってきたバイクが主役なのだ。最新モデルやその逆に70年代の名車だったり、3桁万円かけたカスタム車両などなどが駐車場に集まる。そのオーナーたち同士がコーヒー片手にコミュニケーションを取るのだ。シンパシーってのは人間の幸せであり、AIが入り込んでこない領域だと信じたい。
『昭和40年男』が生まれた背景には、このシンパシーってのがすげー幸せだってことを、数々のイベント運営を通じて肌感覚で知っていたことが大きいだろう。共通する“何か”があれば笑顔になれる。そこで見つけた実にシンプルながらタメ年というキーワードは、きっと対象となった各自にとって宝になる。少し広げて同世代でいいと考えて、同じ空気を吸ったシンパシーととらえてコミュニケーションを作っているつもりだ。
明日、そんなシンパシーを沖縄で感じることができるだろうか。遠い地の同世代諸氏と雑誌談義ができたらいいなあ。では、行ってきまーす!!