10代から50代の心得。

今日はイベント仕事で富山への出張だった。新幹線の座席がそのままオフィスになり、仕事をしながら現場入りしてイベントをこなし、17時過ぎの列車に飛び乗り浜松町のオフィスに一旦戻って、20時半より渋谷で別件がある。これだけの距離を移動したってのに、滞在時間がたったの4時間半というのはえらくもったいない、トホホ。うまいものもうまい酒もないのが悲しいったらない。現場にいた連中のほとんどがそのまま富山に残っていて、今頃ガハハと楽しんでいるのだろうと考えると、余計に悲しいったらない。

 

いちいちのアクションに今年あと何回あるのだろうと考えてしまうのは、もう完全に気分が年の瀬になっているからだ。今年も随分といろんな土地へと赴き、その度に笑いや出会いがあったのは幸せなことだ。人生をこうして重ねている訳だが、旅が仕事の中に入り込んでいるってのは本当に恵まれている。

 

今日はミュージシャングループのイベントだったのだが、そのトークショーで明後日40歳を迎える女の子が、ある文献から見つけてきて言った。夢中で駆け抜ける10代。真剣に将来を考え始める20代。人生の分かれ道を迎える30代。迷いながら信じた道を突き進む40代なんだと。うーむ、これまでの自分の人生はどうだったのだろうかとあれこれ考えさせられたのは悪くない。そして50代とは、残り時間を意識して選択するのだそうだ。

 

何をどう選択すればいいのだろうと悩む。『昭和40年男』関連の仕事以外に、大きな柱としてバイクと音楽がある。その2本が僕を旅へと誘ってくれるし、大切な仕事だから選択から外すことはなく続けていく。もちろん『昭和40年男』から離れるなんてことは120%ありえない。一体どうやって選択すればいいのだろう。きっと全部を選択すればいいのだな。そうかっ、僕はきっとまだ40代なんだ(笑)。そう思えば合点が行く。今生きているフィールドはすべて信じた道だもの、突き進むしかないのだ。なーんて力を込めないで、竹内まりやさんの『人生の扉』調で生きていこう!!

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