昭和歌謡は新橋にあり!?

昨日は久しぶりに、新橋にある昭和歌謡バーの『スポットライト』に行ってきた。メンバーは年上ばかりで、仕事を定年退職なさった方もいる。自動車業界の祭典である『東京モーターショー』の昨日はプレスデイで、各メーカーの方々や元重鎮のOBなんかが集うのだ。となれば当然のごとく夜は懇親会となる。お台場からアクセスがいい新橋で落ち合った不良たちは、まずは海鮮ものの居酒屋で腹を満たした。当然ながらもう一軒となり、そこで「アナログのシングルレコードを選んでかけてもらえるバーがあります」と提案した。一同、そいつは面白そうだとなり不良たちは3,500円の飲み放題コースをチョイスして、乾杯するとレコード棚へと走るように向かった。

 

大きな子供たちである。呑む、そしてレコードを選ぶ。自分が選んだ曲がかかるとドヤ顔になり、また選ぶ。あっという間の2時間だった中で、一同しんみりと聞き入ったのがガロの『学生街の喫茶店』だった。1972年のヒットだから、僕らはリアルタイムでの記憶よりも後追いかもしれないが、子供心にいい曲だと感じていた記憶はある。一同、言葉を発せなくなったのはそれぞれが聞いた時期へとタイムスリップしてしまったのだろう。

 

実はここのオーナーは、読者の集い『福岡博多秘密基地』の幹事会のメンバーで、博多に2軒と東京でも新橋と新宿に店を構えるやり手である。このサイトから展開した動画撮影の舞台にもなり、歌謡曲のスペシャリストとして出演もしてくれたナイスガイだ。

 

この店で楽しいのは、周囲のお客さんと仲良くなれること。昭和歌謡が好きで酒好きという、その時点でかなりシンパシーがある。そしてそれぞれの選曲に「おっ、なかなかやるな」と気持ちのキャッチボールができて、そのまま会話になって弾む。昨日仲良くなった彼らは我々よりちょっと若かったが、やはりあの時代の歌謡曲のパワーに引っ張られての来店である。同世代諸氏は楽しめること間違いなしだ。ぜひ、一度のぞいてみてくれっ!!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で