山形のそばとの再会。

今日は愛知県でバイクイベントだ。四輪でも来場できるから、MCの仕事でぶっ飛ばしている僕をのぞきに、読者諸氏はぜひ遊びにきてちょうだい!!

 

さてさて、今日のつぶやきじゃ。いきなりだが、人類は麺類とはよく言ったものだ。人間の創意工夫によって様々な麺が存在し、それを美味しくいただくための調理にも工夫が施され、我々を夢中にさせ虜にする。って、ちょっと大げさだが、そのように感じながら食すとなおうまい。

 

つい先日、山形で取材があった。ゲストナビゲーターの言う通りに巡る旅の企画で、市内を中心に回った。そのコースに少々距離がある天童も加わっていて、ちょうど昼時と重なり、食事でもと名物そば屋と案内してくれた。「ここです」と案内された場所こそ、かれこれ20年近く前にも取材で訪れた店だった。不意にこうした偶然と出くわすと、人間てのは感動を覚える。そしてまだ30代だったあの日にフラッシュバックだ。

 

当時と同じで固い。そして太い麺は食べ応えバッチリで、信州から伝わったとされる江戸のそばとは全く異なる食い物だ。太いからつゆをしっかりとつけて、よーく噛んでいただく。太くて固いものの麺は滑らかな食感で、抜群のそばの香りとコシも同時に楽しめる。山形ではこうした田舎そばを出す店が多く、そば街道なんて素敵なエリアもあるから、そば好きは訪れたい地だ。讃岐のうどんのような、地域にどっしりと根付いた文化を感じられる。

 

いただきながら時間旅行を楽しみ、噛みながら何度も我思う。人類は麺類だと(笑)。忘れていた食感に舌鼓を打ち鳴らしつつ、やっぱり僕にとってベスト麺はそばだなと再確認させられた。皆さんのベスト麺は何でしょう? 我々世代にとってという視点でも興味がありますなあ。

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