大きな被害を出した台風の上陸から1週間が経った。被災なさった方々に、お見舞い申し上げます。
大田区に住んでもうかれこれ30年近い。引っ越しを繰り返しながらもこの地から離れられないのは、多摩川によるところが大きい。のどかに流れる大きな川と、河川敷には野球やサッカーなどのグランドに、陸上トラックやジョキングコースもある。公園からは子供たちや家族の笑顔が見られ、疲れを癒してくれる時間を提供してくれる。
これまでも何度か河川敷まで水が上がったことはあった。が、今回ほど高くまで上がったことはない。二子玉やその対岸周辺ではあふれたとの報道もあったが、我が家の近くもギリギリまで上がった様子が見られた。上陸の翌朝見に行ったところ、水が浸からなかった土手がわずか1メートルほどしか残っていなかったのだ。すぐ近くには物議を醸したスーパー堤防があり、我が家周辺はあの騒動の中で中止になったのだろう、スーパーではない。
写真は今朝のもので、まだまだ爪痕が痛々しい状態だ。土曜日だから普段であればこの野球グランドは草野球を楽しんでいる方々で埋まっているはずだ。が、誰もおらず寂しい。僕の家の近所だけでも10面以上のグランドがある。土日には1面あたりおよそ30人ほどのプレイヤーたちが使い、それが何回も入れ替わるのだからざっと1日1,000人以上のアマチュアたちが楽しんでいたことになる。そう考えると全国的にはものすごい数の方の笑顔と汗が失われてしまったことになる。
我々世代がガキの頃、海も空も川も汚れきっていた。この多摩川を含む東京はだいぶキレイになった。人間によって壊された自然は、人間の努力によって取り戻すしかない。未来が美しい地球であるように、そして子供たちや孫たちの世代のために、せめて自分の身の回りでできることを心がけて、日々生活したいものだ。
万博以降のあの暗い世相を見てますからね。ゴジラ対ヘドラ、スペクトルマン、帰ってきたウルトラマンetc
彼処から社会はものすごくマシになってます。川も空気も全然綺麗になった。
終末滅法思想なんか見てきた俺たちが蹴飛ばしてやりましょう( ゚∀゚)