今朝、AMAZONから『ベスト・オブ・ロッド・スチュワート』の案内が届き、一瞬にして若かりしあの日がフラッシュバックして、なんとなくキュンキュンしてしまった。若かった僕は、彼の歌に心底憧れた。他のミュージシャンたちと同様にくっついたり離れたりを繰り返していたものの、もっとも長い時間愛しているシンガーかもしれない。
昭和40年男とロッドの出会いは『アイム・セクシー』ではなかろうか。中1だったからまだだったという方々は、ニッカウイスキーのCMだろうか。僕はブラウン管の中で『アイム・セクシー』を歌う姿にノックアウトされた。「かっ、かっ、カッコいい」ときっとつぶやいたことだろう。そしてこの曲が収録されている『スーパースターはブロンドがお好き』を忘れもしない、中1の3学期の1月31日に購入した。針を落とすといきなり流れてくる『アイム・セクシー』にニンマリしたものの、それ以降の曲はなんだかイメージが違かった。
???な気分でA面を聴き終えて、期待していたB面になっても馴染めず、邦題がえらく気に入っていたタイトルチューン『スーパースターはブロンドがお好き』には、「なんだか古臭いぞ、プレスリーみたいだ」と感じたのだった。ラストの『うちひしがれて』は今も大好きな1曲で少しだけ気分は盛り上がったが、アルバム全体で感じたのは“ガッカリ”だった。でもせっかく買ったアルバムだ。聴き込んでいけばきっと気に入る曲があるはずだと頑張って針を落とし続けた日が昨日のことのようだ。
そんな僕だったのに『セイリング』が聴きたいと、写真の『ロッド・スチュワート・グレイテスト・ヒッツ』を買った。これが大正解だった。全曲好きになり、結果的にはロッドのアルバムを全部所有するほどのジャンキーになってしまった。全部所有しているミュージシャンとなるとかなり限定される。そんなジャンキーだから、このつぶやきでベストアルバムとベストソングを発表したくなった。これはきっと時期によって変化するだろう。
フェイセスを入れないソロシンガーからセレクトしてみたい。アルバム部門はジャン、『エブリ・ピクチャー・テルズ・ア・ストーリー』に決定。ではベストソングといこう…、うーむ。マーキュリー時代からだと『マギー・メイ』、『ガソリンアレイ』、『イッツ・オール・オーバー・ナウ』だな。ワーナー時代になると『さびしき丘』『ただのジョークさ』『打ちひしがれて』『ベター・オフ・デッド』『自由への翼』『ダウンタウン・トレイン』『ヴァガボンド・ハート』などなど、まだまだいつまでも書き続けられる。今日のところは『ヴァガボンド・ハート』にしておこうっと。さてさて、ロッドジャンキーなみなさんはいかがだろう。いやー、難しいですなあ。
最近、中々お気軽にコメント出来ない感じでしたが、自分も製造業で品質総監を担った時に、 苦情の中にこそ真の応援がある ということを本当に実感しました。
人それぞれに感性も個性も違うのだから、その違いをお互いに楽しめる世の中(日本)に早く戻って欲しいものですね。
今日もサラリーマンの私も色々ありましたが、メゲずに頑張りま庄野真代!(^^)v