夢がひとつかなった。今日より書店ではこうして並んでいるかもしれない。1ヶ月のタイムラグがあるから、日本中で陳列しているコンビニはおそらくないだろう。書店も早いところは返品しているかもしれないが、愛のある書店さんはきっとこうしてくれているはずだ。見に行きたいのだが、なんせ仕事が立て込んでいてどうにもならぬ。明日も街をうろつけるはずがなく、せっかくの創刊だってのに何しやがんでいな気分である。
いつか全ての歳を発行して書店に並べてやる。夢だ、壮大すぎてバカすぎる夢だ。が、追いかけなければ夢は叶わない。実際に今日その夢に向けて大きな一歩を踏み出せたのである。そもそも、年齢限定本なんてのを出したこと自体がバカすぎた夢だった。それが10年続き、今日を迎えていることは奇跡だと言ってもいい。
僕のこのつぶやきをいつもチェックしてくださっている方が、なんと購入してメッセージをくれた。
〜すごく流行っていたことも知っていたけどソレを直には楽しんだ記憶は無く、編集長が匂わせた昭和40年男には「刺さってこない感」をガッツリと感じます。スクールウォーズも、一回り違いの世代では何故あんなに酒の肴話で盛り上がるのか?がピンとこなかった。ソレに振れた年齢というか成長のどの過程だったかは埋められないギャップを生むというのを改めて感じた。〜
とのことで、まさしくその通りである。開いて読めば、全く異なる本なのだと誰もがうなづくはずだ。ちゃんと見ないから、二番煎じとか二匹のドジョウとか言うのだな。
どっちがフィットするかを、皆さんの感覚でお楽しみいただけることになった。例えば昭和46年生まれだけど、上にアニキとアネキがいるなんて方はきっと『昭和40年男』の方がおもしろいだろうし、逆に長男だったら『昭和50年男』だろう。2冊揃ったことで、そんな風にターゲットがグーンと広がった気がする。フッフッフ、飛ばすぜ!!
50年男の出来が良くてよほど悔しかったのですね。その歳になって人間としての小ささを世間に晒すことになるとは、心中お察しいたします。
お前のスタンスはもう看破したから
立ち読みもしない
うちのコンビニにもし入荷したら即日返本してやるぜ