10周年記念号の発売翌日という、最高の日程で第1回 湘南・茅ヶ崎秘密基地を開催できたことを神に感謝する。いやいや、神だけでない。こうして参加してくださった方々がいることこそが感謝である。そして、素晴らしい会場、コワーキングスペース『チガラボ』の代表、清水さんと出会えたことや、そのキッカケを作ってくれた藤沢市の役所で働く42年女の井出さんに深く感謝だ。そもそもは彼女より投げ込まれた、地域活性を『昭和40年男』だったらどう考えるという難しいテーマの宿題から始まったのだ。ともかく、人の縁というのは摩訶不思議な導きで繋がっていく。ただし、勝手に繋がっていけるほど生易しくなく、そこには行動力や気合いなどなどが必要だったりもする。
今朝になって冷静に考えると、昨日の僕はちょっと吠えすぎた、きゃんきゃん。でもね、10周年という節目で、走ってきた苦しさが少しだけ報われたような気分なのだ。いやいや、まだふんどしは常に締め直していくが、そんなうれしい気持ちに参加していただいた皆さんのガハハが乗っかって、ついつい力がこもっちまった。
言うまでもなく、僕の仕事は雑誌を作ることだ。皆さんとの繋がりは価値を感じてくれて大金を支払ってもらい成立する。だが、それだけの繋がりで終わらせたくない。「私たちはお金だけの関係じゃないの」と言いたくて、こうして毎日メッセージを綴っている。加えて全国各地で展開している秘密基地を通じて、リアルに繋がっていくことで輪が大きく強くなっていく。これが創刊時から目指してきた『昭和40年男』のコミュニケーションだ。アナログ(雑誌)とデジタル、リアルで輪が大きくなればなるほど、社会にガハハが増えると信じて走る。実際はつらいことばかりの俺たち世代なんだが、小さな小さな心のオアシスになれたらなと思っている。
あっという間の3時間だった。全員自己紹介はなんと1時間を超えた。三本締めで終了して、皆さんを見送って片付けを済ませて、前述のお2人と飲んだビールのうまかったこと。力を込めた分の爽やかな疲れも心地よく、ほんのわずかな時間ながらまさに至福だった。そしてタイトル通り、第2回 湘南・茅ヶ崎秘密基地の開催が早くも決定した。おそらく1月になるだろう。決まり次第ここより発信させていただく。お楽しみにっ!!