このサイトの「S40ニュース!」で知った、甲斐バンド45周年におとなしくしていられる僕じゃない。甲斐バンドは皆さん同様、僕も夢中になった。きっかけはなんといっても「HERO (ヒーローになる時、それは今)」だ。中1の年越しのこと、当時は民放で共通の『ゆく年くる年』が名物で、チャンネルを回して「全部一緒だ〜」なんてやった記憶があるのではなかろうか。居間にテレビが2台あった我が家(電気屋ですから)は、毎年NHKと両方を見ていた。そしてびっくりしたのが、年越しの瞬間に流れたセイコーのCMで、そのかっこよさには度肝を抜かれた。今あらためて考えると、すげー仕事だなと感心させられる。
甲斐バンドのかっこよさに、さらに痺れたのは『ザ・ベストテン』に中継で登場した時だった。アウトローな感じがたまらなかった。当時はテレビに出ないミュージシャンに強く憧れたもので、それをなんとかしてくれる番組が『ザ・ベストテン』だった。甲斐バンドが出た少し前に、松山千春さんが「季節の中で」で登場した時もものすごく震えた。
と、そんなふうに出会った甲斐バンドの音を手に入れたのは、2枚組のライブ盤『100万$ナイト』だった。「HERO (ヒーローになる時、それは今)」はもちろん、後にヒットした「安奈」も入っていてお得だと、人生初の邦楽アルバムの入手となった。当時は洋楽に狂っていたから、邦楽で、しかも2枚組に手を出したのは相当入れ込んだということだろう。
このアルバムは聴きまくった。名曲ぞろいで特にC・D面はサイコーだ。タイトルチューンの「100万$ナイト」をバンドでカバーしようと何度も嘆願したが、これはいつも却下された。それほどに惚れ込んだのに、やがて全く聴かなくなってしまった。これは甲斐バンドだけでなく、当時の僕はそれまで知らなかったジャンルや強烈なミュージシャンに出会うと、以前好んでいた音楽を否定するような感覚を持っていた。クイーン、チープ・トリック、ジャーニー、スティックス、ハウンド・ドッグ、ハードロック全般などなど、今考えるとなんと愚かなガキだったのだろうと言えるが、当時は大真面目でそんなバカだった。この感覚は大人になってからやっと、バカだなと言えるようになったのさ。
『100万$ナイト』を久しぶりにターンテーブルに載せようと思う。どうせならぶっ通しで聴きたいからまとまった時間が必要だ。うーむ、当分先になるな。その理由は、きっと最新号で知ることになるだろう、フッフッフ!!
甲斐バンドは、SEIKOクオーツのコマソンでヒーローを聴いて初めて知りましたが、今となっては、安奈 も きんぽうげ も 裏切りの街角 も…結局はメジャーな唄ばかりだけど歌詞を見ずに唄えるようになりました(^^)。
カラオケで歌うのは、観覧車、翼あるものが多いです。裏切りの街角は僕も歌いますね。
私も人生初のアルバム購入は100万$ナイトでした❗️衝撃的にかっこよすぎて、私もそれこそレコード擦りきれるくらい聴き込みましたね。実は今でもよく聴きますよ。CDで買い直して車のHDDに取り込み、通勤時によく聴きます。直近で発売されてるサーカス&サーカス2019と交互に聴いてるけど、きんぽうけはどっちも同じ音源なんですけどねw
でも何度聴いてもカッコいいです。
10月からのホールツアーは初日とファイナルへ行く予定です。
ヒムテルさん、メッセージありがとうございます。
同じく擦り切れました。ツアーが楽しみですね。
このブログでは、
このアルバムはよく話題に挙がりますね
僕は「土曜ナナハン学園危機一髪」の
「漂流者アウトロー」が思い出の曲です。
この曲も捜しまくった1曲です。
DJ ogiさん、ご無沙汰してます。
土曜ナナハン学園危機一髪? 調べてみてびっくり、全く知りません。アウトローも久しぶりに聴きました。