9月11日発売のvol.57の作業が延々と続いている編集部だ。ここが踏ん張りどころだと、頑張っている部員たち。次号も問題作となるはずで、ついさっき表紙の作業を終えた。写真はそのほんの一部をフォーカスしたもので、囲み枠が20ミリのサイズである。その左右に4文字の漢字でタイトルが表記されているのだが、見えている部分だけで言い当てる方がいたらそいつはすごい!!
2009年の10月29日が創刊日だ。初の試みとなった年齢限定雑誌であり、バイクや音楽の専門誌ばかりを手がけてきた僕にとっても初となる男性誌だった。実は創刊といってもテスト発行だったのだ。世にも不思議なこんな雑誌が果たして通用するのか? それは僕自身にも不安であったが、自信もあった。
だが、それまでに存在しなかった雑誌をいきなり定期で出し続けるほどの潤沢な予算はない。初めてづくしの雑誌に市場がどう動くかと不安なまま月日は過ぎた。雑誌の集計ってやつは恐ろしく時間がかかる。悶々としながらも、日に日に手応えを感じていった僕だ。そしてどうやら健闘していると問屋担当から聞き、本格的に定期誌としてデビューさせたのが3月11日だった。これより1年間、季刊で発行を続けて翌年の3月11日から現在に至る隔月発行となった。
創刊月である10月を祝う発行がない。だったら祭り好きの僕だからやっちめえと、今回の9月と11月を記念号と名乗ることにしたのだ。これを騒ぎにしない手はないと、現在取り組んでいる特集は強いメッセージを出すことにした。そのまま、読者の皆さんにグサリと刺さるような表紙になったぞ。カワイイカワイイ早見優さんの次がこれかよと、日本男子たちを戦慄させることだろう。乞うご期待だ!!
10周年おめでとうございます! 思い入れがあり過ぎ、ついフライングで露出してしまいましたが、せっかくなので10周年記念でリリースればよかったかと…。引き続きよろしくお願いいたします。
https://www.timeout.jp/tokyo/ja/things-to-do//soukangou-4