タミヤは過去の絶版プラモデルの一つ『マツダ MX-5ミアータ』を再生産し、8月27日に発売する。
80年代に発売された傑作キットたちを続々と再生産しているタミヤ。同社では、これらを「’80s Masterpiece Models」と呼んでシリーズ化しており、これまでに『Honda バラードスポーツCR-X』、『トヨタ ソアラ3.0GTリミテッド』、『スズキ RG250Γ』、『ソビエト T34/85中戦車』などをリリースしてきた。
そして、今回は89年2月のシカゴオートショーで発表され注目を集めた、マツダのオープン2シータースポーツカー『MX-5ミアータ』を発売するというわけだ。これは北米でのネーミングで、国内では『マツダ・ロードスター』のほうが通りがいいだろう。言わずと知れた1,597ccの直4DOHCエンジンを搭載するFRオープンカーである。安価なコンパクトオープン2シータースポーツの市場を開拓し、世界で最も売れたオープンカーとしてギネスにも登録されている一台だ。
昭和40年男ならば、若かりし頃に乗っていたという人も少なくないのではないだろうか。なかには今でも乗っていたりして。当時を思い出してプラモを作るのも悪くない。