名古屋駅のうまいもん通りに『よもだそば』という、椅子に座れるけど立ち食いそば屋風の店がある。出張で時間があまりないときのつよーい味方で、今回も使わせてもらった。銀座と日本橋にもあるから、名古屋めしと呼ぶのは地元の皆様に失礼な話だが、銀座・日本橋店に行ったことがない僕にとってはここは名古屋めしなのだ。これでいいのだ。
ツルツルシコシコの濃い色のそばがよい。オーダーしてから写真のが出てきたタイミングを考えると、茹で置きだろうがそうは感じさせない冷やしたぬきそばだった。出汁もすっきりで甘ったるくなく、僕にはちょうどよい。そしてなんてったってここのカレーは絶品である。コクのあるサラサラカレーで、普通のそば屋で供されるカレーとはまるで別物の専門店と言ってもいいくらいの仕上がりだ。この特上セットで550円なのだから、僕が評するコスパの高さでは吉野家の並もり&卵の450円と肩を並べる。
初めて名古屋の地に降り立った時は『青春18切符』を使って大阪に向かう途中下車だった。知る人ぞ知る東海道線の夜行列車、東京発の大垣行きに乗り込んだ時に知り合った同世代に促されて、ただ駅前を眺めただけだった。当時は携帯なんかなく、おそらく自宅電話番号の交換くらいはしただろうが連絡を取り合うこともなく、今こうして記憶の中に格納されているだけだ。この歳になるとなんだかもったいない気がする。
その後、名古屋はちょくちょく来る地になったが、『青春18切符』で6時間の旅だったあの日と違い新幹線で1時間半である。ずいぶんと身分は変わったものだ(笑)。だが34年の時を経た今も、こうしたコスパグルメを楽しんでいる自分でよかった。そして我想う。あの日と比べて僕は大人になったのだろうか。もっといえば、中2の頃や小6の頃の僕と、中身はあまり変わっていない気がする。ただ、努力と成長がないと、すぐに世の中から相手にされなくなってしまうことだけは、学校に通っていた頃と大きく変わった。そしてそれは年々残酷になるから、53歳は自分史上もっとも努力した。54歳の誕生日となる今日、この1年をさらに忙しい自分に追い込むことを心に誓っている。てなわけで、10月の新創刊に取り組んでいることをここで宣言しちゃうもんね!!
僕は東京駅周辺にいるなら3時までは
迷わず手羽元の入った「よもだカレー」
3時過ぎからは「アルプスのチキンカレー」
って感じです。
新創刊もしかしてアレかな?
DJ ogiさん、東京に来た時は呑みましょう。
迷わずのよもだカレーに行ってみますね。
お誕生日、おめでとうございます!
文末の10月の新創刊というフレーズが、愛読者としてはとても気になります。
55(GOGO)歳となる来年に向けて、令和元年の後半
ますますの活躍を祈念して期待しております。
健康に気をつけて、夏をのりきっていきましょう。
磯貝和日朗さん、ありがとうございます。暑いですね、のりきりましょう!!