7月24日(水)〜25日まで2019年鈴鹿8耐の公式テストが開催され、5連覇を狙うヤマハファクトリーレーシングチームのライダー3人が決勝に向けての意気込みを語った。
中須賀克行選手、アレックス・ロウズ選手、マイケル・ファン・デル・マーク選手の3人が組むのは今年で3回目。初年度からチームワーク抜群だが、今年もそれは変わらず。なお、ファン・デル・マーク選手はスーパーバイク世界選手権にて転倒。ケガを負ってしまったが手術をして回復し、本人いわく「え? ケガ? なんのこと??」と冗談を言いながら「体はもう大丈夫。調子はよく、僕はこの鈴鹿8耐に戻ってくることができてうれしい」とコメント。中須賀選手もロウズ選手もこのメンバーで戦えること、そして5連覇を果たしたいという。
「事前の体制発表会で、220周としないと勝てないという話がありましたが、それを目指していくと走行もピット作業も、1秒たりともミスは許されません。そこはプレッシャーですが、ライダーもスタッフたちも優勝という目標のため一丸となっています。チーム全員力を合わせて、表彰台の真ん中を目指します」
と中須賀選手。全日本ロードレース選手権の前半戦は空回りすることもあったそうだが、マシンのセッティングなどもいい方向に進んだという。ロウズ選手は「鈴鹿8耐、そしてこのチームで走れることは光栄。そして僕たちが一番速い。今年もこの3人で勝つよ」。ファン・デル・マーク選手は「勝ちたいという気持ちは毎年同じ。今年のレースに集中して、優勝を目指すよ」
ヤマハテック21カラーのツナギをまとい、5連覇へ向け発進したヤマハファクトリーレーシングチーム。本日7月26日(金)は公式予選が行なわれる。その様子もレポートするのでお楽しみに。