長野県で同窓会だぞー!!

今日は長野県の佐久平に来ている。帰郷? 夏休み? いやいや、仕事、仕事っ。

今日ここに来るまでの流れはこんな具合である。読者さんと編集部員の週1回のラフな集い『浅草秘密基地』にフラッと1人の男が現れた。空手指導員の名刺を持っていることが不似合いなほど温厚そうな小倉さんだ。その後もチョクチョク来てくれる常連さんになり、ある日「同窓会を催すから来ませんか」と誘われた。世の中の昭和40年男とつながっていきたい我々だから「喜んで」と応えた。事実、本誌でも「同窓会におじゃまします」と掲載している。

が、問題はその日程と距離だ。「いつですか?」「8月13日です」。うぎゃーっ、本誌の作業がピークに向けて高まっているあたりじゃないの。「どこですか?」「長野県の佐久平です」。うーん、ちょいと遠いから1日仕事になるなあ。「わかりました、調整してみます」と、いったん引き上げたが考えたってしょうがない。誘っていただいたのだからやる。これは僕たちの基本的なスタイルで、石橋叩かずガンガン渡ろうなのである。よーし、ってなことで取材が決定した。しかもギター持参ということになってしまった。これも軽〜い気持ちで書いたのだが、同窓会レポートの告知部分に「必要であれば編集長に歌わせますのでお気軽に」とある。ニコニコ笑顔で「歌ってくださいね」と言われ、嘘つきになっちゃいけねーと『浅草秘密基地』で使っている機材一式をクルマに積み込んで行くことが決定した。さらに、小倉さんが習っているサックス演奏の伴奏まで引き受けることになった。「飲食はどうします?」うーん、きっと楽しい1日になるに違いないから「会費を払います。後半は参加者として呑みますから」。こうして、カメラマン、リポーター、シンガー、伴奏ギタリスト、そしてなぜか同窓会の参加者という5役を演じることになったのである。

それにしても見ず知らずの学校の同窓会に参加できるのは、ある意味幸せ者であり、よくよく考えるとすごいことである。本誌でなければ、まずあり得ない話だろう。ちょっぴり不安なのは、完全なるアウェイであること。26人の参加と聞いているが、知っているのは小倉さんたったの1人だ。対してみなさん同士は旧友なのである。そこにズケズケと割り込んでいくボクの立ち位置はちょいと難しいかな? まあ、何とかなるでしょう。タメ年ですから。小さな企画ながら、おそらく取材自体は大変なものになる。そして、楽しいものになることも間違いないだろう。開始時間は本日午後2時からである。

ここでみなさんにお願いだ。この同窓会参加企画を不定期でもいいから連載にしたい。今回のような比較的小規模の同窓会でもいいし、大規模な同窓会でもいい。夏休みに帰郷している方も多いことだろうから、ぜひ企画してみてはくれまいか? 必ずしもすべてのエントリーに応えられるわけではないが、極力がんばるつもりです。待ってるよーん。

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