【S40News!】富士フイルムの15倍ズーム搭載コンデジ。

富士フイルムは、レンズ一体型コンパクトデジタルカメラ『FinePix F600EXR』を本日8月27日に発売した。

本モデルは35mm判換算の焦点距離24-360mm F3.5-5.3の15倍ズームを搭載した『FinePix F550EXR』の後継モデル。新たに超解像技術を採用し、前機種と同じスペックながら、画質劣化を抑えてさらに2倍に焦点距離を伸ばすことができるという「超解像ズーム」機能を新搭載している。

さらに、GPSを利用した新機能として、ARランドマークナビを搭載。カメラを向けた方向にあるランドマークを液晶モニターに表示することができ、AR(拡張現実感)を利用して実写映像に重ねて表示できる機能はデジタルカメラで世界初だという。世界の都市など約100万件のランドマーク情報が収録されており、現在地から半径1,500mにあるランドマークの方向と距離をレーダーチャート表示確認できるモードも備える。旅先で付近のスポットを探すときなどに活用できる。撮影後にはランドマークや都市名での画像検索も可能。

その他に360度のパノラマ撮影が行なえる「ぐるっとパノラマ360」や1,920×1,080ピクセル 30fpsでの動画撮影、4枚の画像を連写することでブレを補正する「インテリジェントブレ補正モード」なども前機種から引き続いて搭載している。

コンパクトながらデジタル・光学の各超望遠機能を備える多機能モデル。幅広い使い方を求める向きには最適といえそうだ。ちなみに本モデルのイメージキャラクターはタメ年の本木雅弘が務めている。なお、レッドとホワイトのみ9月10日発売の予定だ。価格はオープンプライスで、実勢価格は4万円前後の見込み。

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