力石 徹がみなさんに握手を求めながら始まった今年の『昭和40年男』は、順調に出版を重ねてきた。今日はその前半戦の最終日だ。去年8月からスタートさせた総集編も継続して、今年はこれまで野球、テレビ、歌謡曲と発行を続けて、ご好評いただきながら狙い通り知名度アップに貢献している。まずまずの前半戦だったと言える今日で、現在は7月11日に発売となるvol.56を全力で制作しているところだ。
こうして表紙を並べると、と〜ってもおバカな本づくりをしているなと我ながら笑える。前半戦の3作に共通しているのは、ひねりだな。男はつらいよで力石、お母さんでウルトラを持ってくるのはひねりどころかだいぶ狂っている。そしてデジタル大革命とタイトルしておきながら、インベーダーをもってきたのも現代社会へのひねくれソウルが多分に盛り込まれているのだ。と、冷静に分析しちゃったりして。
ウルトラの母は、頭を冷やして考えるとやりすぎかなと思い、次号はど真ん中直球ストレートで投げ込む。もう印刷所に渡してしまっているから、この勝負は決定なのだ。7月という時期的にもど真中のテーマで、夏の甲子園球児たちみたいな清々しい勝負になるはずだ。
明日から後半戦になる。なんと言っても10月29日の10周年を盛り上げることが、僕の、そして我が編集部の大きなテーマだ。今手掛けている号の締め切りを乗り越えると、次号は10周年記念号の前編になる。そして今年最後の勝負となる11月11日発売号がその後編となるのだが、現在ノープランなのだ(ダメじゃん)。そして10月にはスペシャル企画を打ち込むことを考えていて、これに関しては動き始めている。さあ、どうなるのだろう昭和40年男よ。令和元年の後半戦は全力以上の全力を出さねばならぬな。乞うご期待だ。