夏休みにソフト麺。小学校あるあるネタの夜。

毎週月曜日の読者の集い『浅草秘密基地』で昨日参加者たちに、夏休みの宿題は最終日に追い込んでいたよねと聞いてみた。すると信じがたいことに、数人ながら最終日には余裕をぶっこいていたというヤツがいたのだ。驚愕である。そんな計画的でキチンとした方が、なんで『浅草秘密基地』なんて不良の集いにいるんだろう?  だが一方で僕を安心させたのは、大学ノートに漢字の練習で埋めるという宿題に対して、40ページのノートを30ページ破り捨てて提出したというツワモノだ。秘密基地参加者はこうでなくてはならぬ。

 

昨日の参加者は出身地がバラバラで、なるほどという地域差が多くあった。長野出身者からは、夏休みが短かったとの話が聞けた。7月25日から8月16日くらいまでで、田植え時期と稲刈り時期に休みがある分夏休みは少ないんだと。僕らは7月20日に終業式でたっぷりと翌月31日まで遊び呆けていたから、これは雲泥の差である。

 

話は夏休みから学校あるあるに発展した。話題は給食で供されたまずかった食パンだ。パサパサで固くてうまくない上に、ミスマッチだったおかずにも悩まされた俺たちだ。なんでおでんなんだとよく憎んだものだ。挟んでみたり出汁に浸してみたり、それぞれに創意工夫があったとはコンセンサスだった。そして及んだのは、休んだ人にパンを届けたこと。あるあるある。一同うなづきながら、あの食パンを持ってこられても迷惑なだけだと笑い転げ、さらに持っていくのがかったるかった俺たちの記憶だった。

 

給食ネタではもうひとつ、大阪ではソフト麺がないとのことだ。するってえと、僕を喜ばせたミートソースや、なぜかたまにでてきた肉味噌みたいなやつも大阪人は食っていないということだ。これも長野人の夏休み同様、ちょっぴりかわいそうだな。な〜んておバカな話題で過ごす秘密基地に、皆さんいらっしゃーい。

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