昨年9月に亡くなられた、女優の樹木希林の言葉を綴った書籍『樹木希林 120の遺言』(宝島社)が、売上54万部を突破して、なんとオリコン上半期BOOKランキング2019で第5位になったそうです! 独特の感性を持った樹木希林の「遺言」は、発売と同時に話題となり、たくさんの方がその言葉に共感し、励まされたことと思います。
そんな、120の言葉から、読者が選んだ「私の好きな希林さんの言葉」ベスト5が発表されましたので、その結果を見てみましょう! 皆さんが好きなのはどんな言葉ですか? こんなふうに生きられたらいいな…と思う言葉がいっぱい詰まっている『樹木希林 120の遺言』。ベスト5を見たら、それ以外の言葉もきっと見てみたくなるに違いありません。
以下リリースより
1位 幸せというのは「常にあるもの」ではなくて「自分で見つけるもの」
2位 どうぞ、物事を面白く受け取って愉快に生きて。あんまり頑張らないで、でもへこたれないで。
3位 失敗したらね、そこからスタートなの。あんまり深く考えない。
4位 世の中をダメにするのは老人の跋扈(ばっこ)。時が来たら、誇りを持って脇にどくの。
5位 いまなら自信を持ってこう言えます。今日までの人生、上出来でございました。これにて、おいとまいたします。選出理由としては、「あたりまえのことのようで、なかなかできないこと。それを再認識させてもらえた」「心の持ち方ひとつで、“不幸”を“幸せ”に変えられると教えてくれた」(1位)、「仕事上で行き詰まったとき、言葉が突き刺さり、癒やされた」「涙が出るほど身にしみる」(2位)、「心が軽くなる」(3位)など、樹木さんの生き方に勇気づけられたとの声が多数寄せられました。
4位は「世の中をダメにするのは老人の跋扈(ばっこ)。時が来たら、誇りを持って脇にどくの。」、5位は「いまなら自信を持ってこう言えます。今日までの人生、上出来でございました。これにて、おいとまいたします。」でした。
「いろんな場面での引き際や人生のしまい方をじっくり考えたい」(4位)、「このように人生を終えたい。人生の指針」(5位)など、老後に対しての考え方に共鳴するコメントが多く見受けられました。
「樹木さんのように生きたい」といった憧れのコメントとともに、嘘や忖度がないストレートな言葉を発する樹木さんの人との向き合い方に対して、「私たちが普段言えない言葉を常に正しく堂々と話していて、自分もこうなりたいと思った」との声も寄せられています。
共感・絶賛の声、続々!
▼時間に追われる日々に疲れている自分にとって、肩の力を抜いてみようと思わせてくれた(30代女性)
▼人生の真実をはっきり見据えた本当の言葉だと感じた(80代女性)
▼人間への優しさ、内田さんへの優しさ、愛情がシンプルな文の中に感じられた(50代女性)
▼一歩引いたところで家族のあり方を俯瞰で眺め、力まず大切にということを教えてくれた気がする(70代男性)
▼当たり前のようで、人生をきちんと生きてきた人でないと思い浮かばない言葉(70代男性)
▼心が軽くなる。励まされる(50代男性)
▼深刻なことが起こるのが人生。樹木さんはそれを全て受け止め当たり前レベルにしてしまう(70代女性)
▼心に響く素敵な言葉ばかり。また5年後10年後に読み返したい(20代女性)本書は、樹木さんの生前の言葉を集めた名言集です。樹木さんが30歳で内田裕也さんと結婚したときの言葉や、45歳で事務所から独立したときの言葉、がん発覚後に開いた会見での言葉など、テレビや雑誌、専門誌のほか、今では入手困難なフリーペーパーでの発言まで網羅し、厳選した120の言葉を収録。 「生」「病」「老」「人」「絆」「家」「務」「死」の全8章から構成されており、あらゆる人生の局面に通じる普遍的な言葉を収録しています。
本書は発売前から話題となり、発売初日に重版が決定。樹木さんにご出演いただいた2016年の弊社企業広告「死ぬときぐらい好きにさせてよ」の表紙ビジュアルとともに心に響く言葉が話題となり、50~60代の女性を中心に共感を呼び、発売から約3カ月で累計54万部を突破しました。また、オリコンが発表した「オリコン上半期BOOKランキング2019」では5位にランクインしました。