昨日の雨はすごかったけど、今日は夏到来のごとく暑い。大好きな夏がすぐそこだと感じさせる本日、夏の祭典『鈴鹿8耐』のヤマハ参戦記者会見がギロッポンで開催され、汗をぬぐいながら出かけてきた。
会場はベールがかけられたマシンがあり、なんともワクワクしながらスタートを待った。演出もバッチリに次々と画像が流されチーム体制の発表が続く。ライダーはここ3年変わらない優勝常連メンバーで、中須賀克行選手、アレックス・ローズ選手、マイケル・ファン・デル・マーク選手の3人で固めて、今年も大本命だ。そしてこの日、発表の目玉となった発表はベールに包まれたマシンだ。今年は今や伝説となっている昭和60年の資生堂の『TECH21』カラーを復活させることになったのだ。カッコいいCMをご記憶の同世代諸氏は多いのではなかろうか。ヤマハのエースライダー、平忠彦さんがモデルになってのフィルムだった。当時は空前のバイクブームで、その日本チャンピオンの平さんはまるでアイドルのようだった。そんな時代のカラーを復刻させるのは、まさしく我々をターゲットにしているということだ。
当サイトに突如現れたバナーをご覧の通り、ヤマハとのコラボ企画も発進して読者の皆さんを誘う。おっさんにもう1度サーキットで興奮してもらいたい。できれば、ご家族で楽しんでほしい。これは僕の願いでもあり、ヤマハの願いでもある。共闘のつもりで、今年の鈴鹿をおっさんで賑やかにしてやるぜ。
ヤマハだけでない。先日の鈴鹿サーキットで開催された全日本ロードレースでは、ホンダが驚愕の速さを見せた。ホンダが全力で『鈴鹿8耐』の優勝にロックオンしてマシンを仕上げているということだ。現段階でこの速さとは『鈴鹿8耐』ではどこまでレベルアップさせるだろう。さらに今年は長らく参戦していなかった『カワサキ・レーシング・チーム』も復活して、外人トリオのライダーで優勝を狙う。『鈴鹿8耐』の歴史でもっともレベルの高いになることは確実で、目撃しない手はない。今年の夏は僕と一緒に会場で観戦しようじゃないか。7月28日が決勝レースだから、今すぐ手帳に書き込んでくれ。