特集の仕掛け 〜大編集後記。

さあ、いよいよ本日発売じゃ。『昭和40年男』史上もっとも奇異な特集で令和の勝負に出た我々編集部に、はたしてウルトラの母は宇宙の空から微笑んでくれるだろうか。特集テーマに異論反論はあるかもしれないが、編集部の意欲だけはぜひ手に取ってご確認いただきたい。緊張の今日である。

 

我々はまず、昭和を彩った母たちを選抜してランキングを決定させた。これが長い道のりだった。「あーでもない、こーでもない」を繰り返して、なんとか100位までを決定した。こんなランキングがこれまで地球上に存在しただろうか。おそらくあるまい、フッフッフ。

 

さらに我々はこの母たちを分類することにしたのだ。それは多すぎても少なすぎてもダメで、僕は5つにしようと告げた。そして我々編集部は苦労の末、地球生命学上の未来において、極めて貴重な分類となるだろう5つを策定した。聖母的超越型・庶民派明朗型・ハイソ山手型・薄幸苦労型・訳あり情念型だ。なんと素晴らしい分類だろう。そして今回の特集は、ランキングと分類をクロスさせながら進行させる試みをした。手前味噌だが、編集部の執念の作業が延々と続いた。我々編集部ゴレンジャーのアカであり、どんな仕事もニコッと笑顔で引き受けてくれるスーパー小平が、もうこの構成は2度とゴメンだと入社以来初めて首を横に振ったくらいだ。が、ミドレンジャーで副編の竹部は「おもしいからまたやろう」と、アカレンジャーを追い詰めている。

 

ご紹介のページはランキングの低いところで、最初の見開きがベスト20でその後が60位まで、そしてこの100位までのページが続く。5分類で色分けを施したから、見た目にも華やかでよろしい。これは本文にも反映させたのだが、それはまた後日解説させていただこう。

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1件のコメント

  1. いい特集、いいテーマでした。母の日だったし…色々考えさせられました。
    自分にとって母という存在は、怒りたい時に怒り泣きたい時に泣ける…そういう遠慮というものが全く要らない存在です。
    今は近くに居て色んなことから守ってあげられない自分がもどかしいというか情け無いです。
    そんな思いを身近な母であるかみさんに向けるべきなのでしょうね…。
    ということで、結婚して28年目の母の日に初めてかみさんに花を買って帰ります(^^)。

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