一昨日のこどもの日は、子供返りを目一杯楽しんだクレイジーな1日になった。読者の集い「東京麻布秘密基地」だ。まず冒頭は恒例の、GoGoGoGoGoの掛け声で乾杯だ。5月(Go) 5日(Go) 午後(GoGo) 5時(Go) スタートだからと考案された、子どもの日特有の掛け声である。テラス席があるハーフオープンエアな店に、5時のチャイムが鳴り響くのをまるでかき消すかのように、騒音のごとき掛け声になった。これに続いて、4月1日の「浅草秘密基地」に新元号の発表にお越しくださった、小倉官能長官により再度改元の報告をいただいた。そしてさらに間髪入れず、日本折紙カブト保存の会会長の小倉さんが去年に続き登場してくださり、参加者全員で兜作りを楽しんだ直後、この集合写真である。ここまで約20分のセレモニーで、これよりはいよいよ会場となった麻布のレストラン「セレニータ」のオーナーシェフ、みんなの兄貴分平野さんが腕によりをかけた料理が供された。
ここからは思い思いに時間を過ごし、食って呑んでをしばし楽しんだ。酔いが回ったあたりで、恒例の全員自己紹介では、書家小倉さんがナイスな四字熟語の書 (宇宙戦艦や銀河鉄道など) を披露した。この日の小倉さんは3役を演じたMVPだな。全員の紹介が終わると、この日のメインコンテンツ、魚雷戦ゲーム世界選手権が開催された。まともにやったら時間がかかるから、1回戦は2球勝負にしてみた。勝った者が2回戦に勝ち上がるのだが、2球で勝負がつかなかった組は両名2回戦にはいけないルールで、落とした戦艦が1つでも2つでもともかく同点は失格にしたのだ。勝ち上がった者で2回戦、準決勝を戦い、決勝は先に3つの船艦を落とした者が勝ちという通常の対戦で競い、見事初代世界チャンピオンは岡山から参加してくれた勝部さんだった。おめでとう。
最後に『昭和40年男』的クイズをチーム戦で行った。創刊日はいつ?なんてカルトな設問に、すぐさま「はいっ」と手を上げてズバッと当ててしまったのは藤沢から参加の女子、井出さんだ。10年前に創刊号を手に入れて以来の読者さんで、この日を大いに盛り上げてくれた。
ハイソな麻布の街に延々と鳴り響いた下品な笑い声は、開始から4時間途切れる事なく続き9時過ぎにそれぞれが帰路についた。張り上げ続けた喉は翌日悲鳴をあげ、よろしくなかった部分は翌日猛省して、なんともボロボロな昨日の僕だったが、気分はもちろん上々だった。平野兄貴は早くも来年の5月5日も貸切にしてくれた。さあ、皆さんも次の5月5日は予定しておいてくれ!!