東京のシンボルタワー、「東京タワー」に何やら注目が集まっています! 現在5年に一度の塔体の塗り替え作業中だというのですが…えっ!本当に人が手作業で塗っている!なかなか見ることができない光景がこちら。
正式名称・日本電波塔、通称「東京タワー」は、1958年(昭和33年)に竣工された、高さ333mの電波塔で、日本の首都・東京のシンボル、観光名所として最も有名なもののひとつです。2012年に東京スカイツリーが誕生してから、少し注目度は奪われてしまったかな?という感じはありましたが、今も根強い人気で多くの観光客が訪れるスポットです。
昭和40年男世代にとっては、モスラが繭を作ったり、ガメラに破壊されたり…当時実際に見たことがなかった人たちにとっても、映画に登場することによって身近に感じることができた東京のシンボルですが、そんな東京タワー、2008年からは7色に発色するLEDを使った、より華やかなライトアップ「ダイヤモンドヴェール」で、日々観るものを楽しませてくれています。
そして、今は5年に一度の塔の塗り替え作業の真っ最中!ということなのですが…
塔を作った時とと同様、職人さんたちが手作業でその塗り替えを行っているというのです。その様子がこちらなのですが実はこれ〇〇〇〇なんですって! ぜひ機会があったら行ってみてください!
以下リリースより
東京タワーは、ただいま5年に1度の塔体塗装工事の真っ只中です。
工事は営業終了後の23時以降から翌朝7時頃まで、塗装職人の皆さんが「ハケ」を使って手作業で実施しています。開業以来、5年周期で続けてきた塔体塗装工事は今回で11回目。
この塔体塗装を実施することで、美観を保つだけでなく、未来永劫にわたり、塔体の強度を維持することが可能となります。昨年の3月にスタートした工事は、1年以上経過して、やっと7~8割のペンキ塗り替えが終了しました。工事の終了は今年夏頃を予定しています。
さて、そんな塗装職人さんたちの奮闘にエールを送る意味で、東京タワーの西側の鉄骨(高さ約50m付近)には、現在3体の「塗装職人マネキン」が取り付けられています。
手にはしっかりとハケを持ち、東京タワーカラーである「インターナショナルオレンジ」のペンキを一生懸命塗ってくれています。
毎晩真夜中から明け方にかけて、東京タワーの為に、こんな危険な場所で塗装工事を実施してくれているのです。
東京タワーの持つ「あたたかみ」は、職人さんの愛がこもった手作業によるペンキ塗りのおかげなのかもしれませんね。
マネキンの展示は5月20日頃までの予定。皆さんも奮闘する3人のマネキンたちに、エールを送ってください!【第11回塔体塗装工事 概要】
工 期 :2018年3月~2019年夏頃まで
対象箇所:東京タワーの既存塗装面のほぼ全て
内 容 :塔体の鉄骨を風雨等から保護する為のコーティングの役割を兼ねた塗装について、古いものを剥離し
新しいものを塗り直すことにより、塔体の強度を維持することが可能となります。
従来は5年に1度の周期にて実施しておりましたが、塗料の効能の向上により、
次回以降は7年に1度の周期となります。
※現在、東京タワーには塗装作業の為に必要となる青い防護ネットや、足場等が取り付けられています。