日頃の運動不足を反省して、ランチ後は会社周辺をブラブラしている…なんてことをお話ししましたが、実はあの後少しだけレベルアップ(?!)して、こんなところへ行って毎日ストレッチなんかやっています。
東京都心・港区の公園、お昼休みとは思えない静けさです。この時は誰もいませんでしたが、ランチ後のサラリーマンと思しき人や周辺の住民?と思われる方がちらほら登ってきます。登って来るって? 実はここは東京都指定史跡となっている「芝丸山古墳」なのです。
標高20mくらい?を登っていく石段はおそらく江戸時代くらいに作られたものでしょうか。古墳自体は明治になってから発見されたものらしいのですが、江戸時代には広場になっていただろうということです。天然な感じそのままの石段は幅、間隔なども全くふぞろいで歩きにくいことこのうえないのですが、それもまた風情があります。いわゆる都内でも「パワースポット」のひとつと言われている場所です。
こんなすてきな場所が、会社から徒歩数分のところにあるなんて! 毎日行かないてはないでしょう! ジョギングとも言えない小走りな感じで、この古墳まで駆け上がり、頂上で自己流ストレッチで、午前中の座りっぱなしを解消。うっそうとした木々に囲まれ、プチ森林浴?みたいな感じも気分をリフレッシュさせてくれます。軽く動くことによって、血液の循環もよくなり、午後もスッキリとした気分で仕事ができるので、天気のいい日は極力出かけます。
代謝・筋肉量・骨量がアップ!
我が家にある体組成計で測ってみたら、毎日の運動を始めてから、少しずつですが代謝がアップしています! 筋肉量は平均と比べるとまだ少ないレベルですが、数値は微妙に上がってきているので、たった2週間くらいでも効果がでていることがわかるととても励みになります! 昭和40年男より3つ年上の女性としては、体組成計で表示される数値で最近特に気になるのが「骨量」。「骨粗しょう症」の判断目安になるものです。しかし、体脂肪などは、多い少ないの基準がわかりやすいですが、「骨量」(正式には「骨塩量」)ってどのくらいあればいいのか、どのくらいだと危険なのかがいまひとつわかっていませんでした。ということで調べてみたところ、女性の場合で最も骨量が多いとされる年齢(20~40歳)での推定骨量は〔45~60kg未満 =2.2 kg〕という数字を見つけました。骨って、意外と少ないって思いませんか?何十kgもある身体の5%にも満たないんです。その骨量は運動を始める前は2.0kgでした。少ないのかな?程度には意識していましたが、20~40歳の理想の数値と比べると10%ほど少ないことをあらためて知り、このままじゃ骨粗しょうまっしぐら?いやいや、今ならまだ防げます! ということでの「ランチタイム運動」の効果は?なんと骨量2.1kgにアップです。以前はたまに1.9kgなんて時もありましたから、この改善率には我ながら驚いています。以前骨は衝撃を与えることで作られるという話を書きましたが、まさにそれを実感しています。階段を駆け上がる、下りる、軽く走ることが衝撃となり、体内で「骨を作れ~」という指令が出されているのですよ! 本当につくづく人間の身体というのは不思議なものです。
ただし、厳密に言うと「骨量」と「骨密度」というのは違うものなので、骨量が少ないと気づいた場合、気になるならあらためて骨密度を調べて骨粗しょう症かどうかを調べることをおすすめします。骨量が足りてるというだけで、イコール骨密度が高いというわけではないそうです。とはいえ、一般家庭測ることができる骨量は、一つの目安にはなりますので、体組成計を買ったら、体脂肪や内臓脂肪だけでなく、骨量にも気を配りましょう!ちなみに男性(20~40歳)の骨量は〔60~70kg未満= 2.9 kg〕だそうですから、体重が75kg以上の人だと3.2kgだそうですから、自分が適正骨量より少ない場合は、ぜひ運動することをおすすめします。
骨粗しょう症は女性に多いと言われていますが、運動不足がたたると男性だって油断はできません! 「丈夫な足腰」のために運動して、まずは骨を増やしましょう!