辛いものが大好きだ。が、弱くていつも大量の汗を流す。一緒にテーブルを囲んだ者が恥ずかしがるほど、滝のようにだ。てな訳で、横浜中華街に出かけるときはこのセットが外せない。僕が両手に持っているのはタオルと扇子だ。これがあれば滝のような汗もへっちゃらなのさ。
横浜には年に1〜2回出かける。ハイティーンブギの舞台となった山下公園をぶらついたり、名曲『横浜ホンキー・トンク・ブルース』に効果的に登場する『ホテルニューグランド』の重厚な外観を眺めたり。そんな名所をブラブラと巡って腹が減ったら中華街だ。全国各地のいくつかの中華街を巡った。どこも似たり寄ったりかもしれないが、やはり地元(に近い!?)横浜をひいきにしてしまう。ビール片手に焼小籠包や肉まんを頬張る買い食いが楽しい。それとオススメなのが、写真のようにタオルと扇子で完全武装して食った方がいい『景徳鎮』の麻婆豆腐だ。って、普通はそんな汗かかないか(笑)。
僕はグルメサイトを信じない。頼って店選びすることは地方に行っても観光地でも皆無だ。ひたすら店の看板と面構えで探す。そして僕のグルメサイトの利用はここからだ。見つけた名店を世間がどう評価しているかを楽しむ。昨日ここで呟いた新宿の『どん底』も評価が高く、そんなときは自分の勘を讃えてやり、逆にケチョンケチョンのときは「わかるかな〜、わかんねえだろうな」と開き直る。と、結局グルメサイトが必要ない男だ。
横道にそれた。僕が中華街に行くのは、そんな風に面構えで見つけた『景徳鎮』の麻婆豆腐を食いに行くためと言っても過言ではない。そのくらいここのが好きだ。ほとんどのテーブルでオーダーされるが、残している方もいるのがおもしろい。辛すぎるからだ。本場四川の辛さとのふれこみで、これなら食っても食っても痩せるのではないかってほど僕は汗をかく。でもね、辛いだけでなく圧倒的にうまいのだよ。麻婆豆腐好きの僕にとって、今のところ人生ナンバーワンである。
が、ここの一皿を女房と行って完食したことがない。いつも半分くらい残ってしまい包んでもらって持ち帰る。豆腐を追加してマイルドにして、2食くらいに分けて食うのだからコスパが高い。もちろん作り立てを店で食うのが一番うまいが、前述の通り辛いものが好きだけど弱い僕にはとてもじゃないが完食は無理で、女房に限っちゃ取り皿に一杯でギブアップする。でもまた行きたくなる、病みつきの味だ。近くに行った時にはトライしてみてはいかがだろう。ランチなら1.000円でかけご飯が楽しめる。おっさんグルメとしたが、倒れないように気をつけてくれっ。
昭和40年生まれって馬鹿のくせにいちいち上から目線の決めつけ口調で気持ち悪いね
映画「ハイティーン・ブギ」は地元横浜で撮影され、私が生まれて初めてマクドナルドを食べた伊勢佐木町松坂屋1Fのお店 (後にゆずが路上ライブをやってたところ) が出てきます。ブッティック・オハラも実名で出てましたね。どういう経緯か覚えてないのですが、高1の夏に関内の横浜東宝で見ました。最後はミュージカル調で終わるのですが、とにかくマッチが乗ってたビキニカウル付のCBX 400Fがカッコ良かった。。。
僕は映画は見てないんですけど、原作を読み込みました。舞台の横浜が綺麗で憧れました。