ガキの頃、お袋が作る料理の数々の中で、常にベスト5以内にランキングされていたのがハンバーグだ。焼いたフライパンに残った油と肉汁に、中濃ソースとケチャップを投入してソースにする。このうまさは下手なデミグラスソースなんかよりも断然うまく、ご飯が進む進む。今現在の我が家のハンバーグも同じように仕上げてもらっている。ずいぶん長いこと愛している、お家ハンバーグということになる。では、お外ハンバーグといえば。
これがなかなか「うまいっ」と唸るところの比率は低い。そうそう、松屋の期間メニュー『うまトマハンバーグ』はいいね。余談ながら松屋は『ごろごろトマトのチキンカレー』もうまくて、なかなかのトマト上手といえる。牛丼はまず食うことがない松屋なのだが、この期間限定のトマト系メニューとカレーはちょくちょくお世話になる僕だ。
戻そう。しょうが焼き定食は絶品なのにハンバーグだとイマイチという定食を食わす店は多い。よほどのご自慢の店でなければ、定食屋レベルのハンバーグそのものはそれほどの差異はない。するとやはり、満足度はソースによるところが大きい。どこも見栄なんか張らないで、中濃ソースとケチャップで作ればいいのにと思うことばかりだ。が、このサイトにも書いた2年半ほど前に初めて入ったつばめグリルのハンバーグは大好きな味だ(定食屋では決してないが)。熱々の鉄板にアルミ箔に包まれて乗せられて出てくる。破ると、グツグツとした極上のビーフシチューをまとった柔らかなハンバーグだ。こいつがたまらんのだよ。チェーン店に行くなら個人店を助けたいと常々思っている僕が、惚れ込んでいるチェーン店である。
つばめグリルは東京を中心に、神奈川埼玉に店舗を展開している。創業が昭和5年という老舗で、このアルミ箔に包まれたハンバーグ(つばめ風ハンブルグステーキ)が誕生したのは昭和49年とのこと。以来、つばめグリルの名物人気料理で、ほとんどのテーブルに運ばれている。ワインを飲みながらこいつを頬張るのは至福で、他にもソーセージやパテ、そして隠れた逸品が肉に味がしっかりとしみ込んだ鳥の唐揚げだ。おっさん呑みパラダイスで、客も年配の方が多く居心地がいいぞ(笑)。僕は品川駅前の店舗が好きだ。もし、このつぶやきに騙された方でお口に合わなかったらごめんなさい。
つばめグリル、美味しいですよね~
私は、二子玉川 高島屋近くの
つばめグリルへよく行きますよ~
唐揚げは、ノーチェックでした、今度、トライしてみます!
あそこの唐揚げを食べないのは人生損してますよ(笑)。最近は、うまい唐揚げを食いにいこうという気分です。
今仕事で(昔SONYと科特隊本部があった)御殿山に通っているので品川駅前はよく通りますが、15号線沿いのちょっと見下ろしたところのお店ですよね。つばめグリルのハングルグステーキはちょっとクセがありますが、大好きです。食べに行くのは新横浜と大船のお店が多いですが、大人の雰囲気があっていいと思います。横浜アリーナでコンサートを見た帰りのあっしの勝負メシです。
勝負メシですか。僕も勝負呑み店のひとつですよ。