アジトってショッカーを思い出す、俺たちにとって特別な響きですな。そもそも、今日のテーマである秘密基地もそう。男の子はなんだかそそられる!!
さて本題。1月も残りわずかとなった昨夜だってのに「あけましておめでとうございます」と何度も乾杯を繰り返したのは、毎週月曜日の読者さんの集い『浅草秘密基地』でのことだ。このおバカな宴はもうすぐ10年目に突入する。たくさんの出会いがあり、影響を与え合ったりもしてきた。そういう意味では、この会場は最新号の巻頭で宣言した『還暦上等』のアジトになるかもしれない。というのも。
写真左から2番目の小西さんが昨日の主役だ。会場にふらっと現れたのは2015年のことだった(はず)。その時、この基地を舞台にして結成された陸上部に勧誘されてしまった。久しぶりの長距離走となったものの、翌年のフルマラソン大会にエントリーして見事に完走を果たした。以来、茨城で開催されている『勝田全国マラソン』に毎年エントリーを続け、去る27日の同大会で自己ベストの4時間31分を記録したのだ。おーっ、パチパチ。昨日はそのお祝いもあり、お正月とダブルでおめでとうの乾杯になった。情けないことに、僕も申し込んでいたのだが棄権になってしまった(泣)。ちょっとそれるが、チーム昭和40年男でエントリーしてくれた菅谷さんも4時間7分でゴールしている。
42.195㎞なんて絶対無理だと、まったく見向きもしない諸氏がほとんどかもしれない。だがこの秘密基地をきっかけに走り始めた陸上部員は、僕を入れて現在8名になっている。全員走りから遠のいていた面々で、これが僕はうれしいのだ。『昭和40年男』をキッカケに出会い、一緒に大会に出たり練習の内容を共有したり影響し合っている。前述の小西さんは、走ると必ずその内容を8人のグループライン上に公表するから「まじい~、俺もやらなければ」となる。これこそ『還暦上等』のあり方だ。
昨日はこの後1人来てくれて、撮影者の僕を入れて10名の宴となった。列中央の右の男性が昨日は初参加のカワベさんで、おそらく帰りは1時間半ほどかかるところから来てくれた。初参加でもまったく問題なく打ち解けられた(はずだ)。またお越しいただいた時には陸上部に勧誘だな。
残酷に、そして確実に衰えていく。それを食い止めるのは己の意思次第だが、あたしゃそんなに強くない。そこで頼りになるのが仲間の存在なのだ。強くないあなたは、浅草にいらっしゃ~い。