「輝く!日本レコード大賞」の放送60回を記念して、全記録を一冊にまとめた初のデータブックが昨年末の12月25日に発売された。TBS公認の本データブックは、日本歌謡界の金字塔の数々をまとめた保存版だ!
実際に自分がテレビで観ていたのはいつ頃までだろうか?とページをめくってみたところ、おそらく第25回(大賞「矢切の渡し)か第26回(大賞「長良川艶歌)くらいまでの記憶(編集部・松崎)。第27回では会場が「帝国劇場」から「日本武道館」に移っている…私のなかでは「レコ大=帝劇→終了後タクシーでNHKホールへ」だったから、たぶんこの辺りがテレビで観た最後の記憶のようだ。そんなこともこのデータブックがあれば思い起こすことができる!
驚くべきはその視聴率で、沢田研二「勝手にしやがれ」が大賞を受賞した昭和52年にはなんと50.8%!その後も昭和63年までは30%近い数字を保ちつづけていた。しかし…平成に入って一気にその視聴率が10%台に急落し、その後20%台を回復することはなく、平成最後のレコ大は乃木坂46の2連覇で幕を閉じた。奇しくも昭和で30回、平成で30回となった「輝く!日本レコード大賞」、今年は新しい元号となり61回目を迎えるが、果たしてどんな曲が大賞を受賞するのでしょう?
本書概要
『「輝く!日本レコード大賞」公式データブック』放送60回記念
価格:¥2,160(税込)/サイズ:B5判/ページ数:128ページ/シンコーミュージック・エンタテイメント刊
【CONTENTS】
輝く! 日本レコード大賞
大賞全曲レビュー
レコ大ヒストリー
輝く! 日本レコード大賞 60回のあゆみ
輝く! 日本レコード大賞 プロデューサー Special Interview
砂田 実
斎藤正人
齋藤 薫
公式パンフレットで見るレコード大賞
輝く! 日本レコード大賞
1959年〜2018年受賞曲全データ
本書では、著名プロデューサーへのインタビュー、レコード大賞受賞曲の全レビュー、各賞受賞曲の詳細データに加え、メモリアル・グラビア、パンフレットや台本などの貴重な資料などもまとめられているので、3世代で一緒に見ながら楽しむことができる! 友達や親兄弟へのプレゼントにしても喜ばれるのでは?まさに保存版と言える一冊をぜひお手元に!