こんにちは、編集部のまつざきです。
毎年1月2日、3日はのんびり家で「箱根駅伝」を観ることが多い我が家です。編集長ほどの入れ込みはなく、特にひいきの大学もないのですが、まぁお正月の風物詩というか、なんとなく観てしまいますね。今年は青山学院大学の5連覇、それを阻止し王座奪還を目指す東洋大学の争いと思いきや、東海大学の総合初優勝、しかも大会新記録というさらにドラマティックな結果となりました。「たすき」をつなぐという独特の使命感が漂うこの競技には、「マラソン選手が育たない」などの意見もあるなか、根強い人気があるのも確かですよね。ただ、昔からずっと疑問に思っていました…「なんで関東の大学だけなの?」と。高校の長距離強豪校は西(九州なども含む)に多く、「箱根」に出たいがために関東の大学に進学するんですよねきっと…。できれば地元に近い大学に進みたいという人もいるでしょうし、なんといっても大学側が有力な選手を獲得できないという事態になっているような気がするのです。
2024年の100回大会までには全国大会化が具体的に検討されているようですので、地方の大学にとっても大きな目標がまた一つできるのではないでしょうか。やはりテレビで全国中継される、圧倒的な知名度の「箱根駅伝」ですから、出雲駅伝・全日本大学駅伝という本来格上というべき全国大会に本命選手を出場させないなどということもあって、その疑問視も無視できなくなってきているのでしょう。伝統の大会ではありますが、時代と共に変化していくことも必要なことかもしれませんね。全国大会化したとしても、おそらく関東の大学中心の大会にはなるのでしょうが、地方出身のひとりとしては、ぜひ地方の大学にも門戸を開いてあげてほしいと、単純に思うのです。いろいろとハードルはあると思いますが、いつか実現するといいな!
この「箱根駅伝」が終わると、なんとなくお正月気分ももうおしまいだよ、という気持ちに切り替わってきます。体調不良だったこともあって、大晦日から4日間、一歩も外に出てませんが、人混みを避け明日去年のお札を返しに「亀戸天神」に行ってこようかと思っています。今年一年の健康を願って、新しいお札をいただいてきます!