1973年にリリースした「ジョニィへの伝言」でペドロ&カプリシャスのボーカルとして歌手活動を始めた髙橋真梨子。1978年にはソロデビューも果たし、45年もの間、数々の心を打つ名バラードと歌唱力でファンを魅了してきた。そんな彼女が2018年に行った「Mariko Takahashi Concert vol.42 2018 Katharsis」は、通算42回目となる全国ツアー。WOWOWでは2018年11月24日、東京国際フォーラムでの公演の模様を新春の2019年1月1日にオンエアする。
髙橋は2018年に4年ぶりとなるオリジナル・アルバム『Katharsis』(カタルシス)をリリース。これまで歩んできた人生の悲劇や喜劇を浄化(カタルシス)し、たどり着いた髙橋の集大成作品であり、情報番組のテーマ曲になった「逢いにゆくよ」、ファンクラブのイベントで初披露し会場中の涙をさらった「雲母(きらら)の波」などの収録曲を今回のコンサートでも熱唱した。
コンサート前半は、外国の美しい街並みなどが投影され、異国情緒にあふれるステージで、ペドロ&カプリシャス時代の名曲「五番街のマリーへ」「ジョニィへの伝言」をしっとりと歌った。さらに代表ナンバーである「桃色吐息」「ごめんね…」も披露し、客席を埋め尽くした5,000人のファンにあいさつした。
「みなさま、こんばんは。やはりこの国際フォーラムは温かい拍手がいただけていいですね」
客席からかかった「かわいい!」という声には、「かわいいと言われるとうれしいです。年を取ってもいい言葉ですね」と微笑み、二階席から自分の姿がちゃんと見えるか心配するひと幕も。ファンとの親しみのあるコミュニケーションを楽しんでいた。
後半では、「勝手にしやがれ」(沢田研二)、「酒と泪と男と女」(河島英五)という男性ボーカルの歌を髙橋ならではの力強さでカバー。「はがゆい唇」「for you…」などの大ヒット曲のほか、1990年のシングル曲「ヒ・ラ・ヒ・ラ淫ら」も久しぶりに披露し、せつない女心を歌い上げる“バラードの女王”としての実力は健在であることを証明した。
そして、アンコールを経て「命の限り歌い続けよう」と誓う「海色の風~君住む場所へ~」でフィナーレ。「自分の限界を見極めながら、ステージでぶったおれるまで歌っていくしかない」と語り、歌手人生を全うするという決意表明をした。45年をかけて磨きあげた歌唱パフォーマンスとシンガーの髙橋真梨子として歌に捧げてきた生き方が、同世代はもちろん、若い世代のファンも惹きつけることを示した極上のライブ。ぜひ新年の始まりにテレビの前でじっくりと味わってほしい。
【番組情報】
髙橋真梨子 コンサート2018 -Katharsis-
2019年1月1日(火・祝) 夜9:00~ WOWOWプライム
【関連番組】
■髙橋真梨子 45年の軌跡 The 45th Anniversary Special
2019年1月1日(火・祝)夜7:45~ WOWOWプライム
レコードデビューから45周年のアニバーサリー特番。
秘蔵映像や関係者へのインタビューを交え、髙橋真梨子の歩んできた軌跡を振り返る。
■髙橋真梨子 コンサート2017 -PRELUDE-
2018年12月30日(日)午前9:10~ WOWOWライブ
【番組サイト】
https://www.wowow.co.jp/takahashi/
【プレゼント情報】
抽選で10名様に髙橋真梨子直筆サイン入り記念BOOKをプレゼント!
※WOWOWテレビ会員限定
【締切】2019年1月31日(木)夜10:00 →詳細は番組サイトへ!
日本を代表する女性ボーカリストである髙橋真梨子。彼女のオリジナル曲はもちろんだが、沢田研二や河島英五をカバーしているというのがなんとも楽しみだ! ジュリーの代表曲とも言えるあの名曲「勝手にしやがれ」をどんなふうにアレンジしているのだろう?今から放送が待ち遠しい。元日の夜9時はWOWOWプライムをお見逃しなく!