昭和40年男たちは子供の頃には「好き嫌いなく食べ、残さない」ことを、当たり前のように言われて育った世代ではないでしょうか。先日の編集長のつぶやきにも書かれていましたが、「食べ物を残さない」ということを親から本当に厳しく言われた人も多いと思います。それでも、「ピーマンが嫌い、ニンジンが嫌い」だったり、「甘いお菓子やスナック大好き」で、おやつばかり食べてはあまりご飯を食べなかったりと、誰しもが多少なりとも好き嫌いや偏食はあったことでしょう。
でも、仮にピーマンが食べられなくても、それに代わる栄養が摂れる野菜はあるだろうし、一つ二つ嫌いな食べ物がある程度なら、それほど大きな問題はないはずですよね。思うに、食べ物(飲み物も)の好き嫌い(食べる食べない)というのは、子供の頃以上に大人になってからの ほうが問題が大きいのではないかと思うのですが、皆さんはなんでもバランスよく食べることができていますか? 子供の頃には食べられなかった苦手な野菜など、大人になって食べられるようになったものもたくさんあるはずなのに、 お酒を飲んだら、まともに晩ごはんは食べずに、最後はラーメンとか? 「好きだから」という理由で、栄養価は低いのに、高カロリーのものばかり食べちゃったりしていませんか? 「おいしくないから」と言って、味の濃いものばかり食べていませんか? 大人になると好き嫌いというよりは、「食べたいもの」という選択条件だけで朝・昼・晩ご飯を食べてしまうのが、当たり前になってしまっているような気がします。
食べたいものを美味しく食べるというのは、大いに幸福感に浸ることができますから、そういう意味ではメリットがあると思いますが、だからと言って、大好きな焼肉やラーメンばかりでは、身体にいいわけはありません…最近は、男性でもランチに気を遣い、バランスの取れたものを食べるように心がけている人もいると思いますが、単純に食べたいものや短時間で食べられるものばかりになってしまいがちという人は、ほんの少し「食べる」ことに対しての意識を変えるだけで、体調もよくなったりするのではないでしょうか。
ところで皆さん、「最後の晩餐は何が食べたい?」なんて話し、一度はしたことがありますよね? 死ぬ前にこれだけは食べたいという、断然好きな食べ物が皆さんはありますか? 実は私は自分の最後の晩餐を聞かれても、これといって思い浮かばないのです(^-^; そもそも嫌いな食べ物もないのですが、特に好きな食べ物もないというかなんというか…こだわりといえば、「身体にいいもの」という漠然としたこだわりだけです。裏を返せば、好き嫌いがないので、「身体にいい」と言われれば、じゃあ食べてみよう! と、割と安易に思ってしまえるお得な?体質かもしれません。
最後の晩餐に食べたいものが即座に言える人が羨ましいですが、いっぱいありすぎて迷うという人のなかには、もしかしたら今現在メタボ街道まっしぐらの人もいるんじゃないかと少々心配にもなります(笑)
飽食の時代と言われて久しいですが、選択肢が増えたからこそ、自分にとって必要なものを摂取するのは自分の意志が左右します。欲望に任せていては、その積み重ねが健康に支障をきたすことになりかねないのは明白なのです。
食べ物はもちろん、その組み合わせに相性の良し悪しがありますから、主食が米飯なのかパンなのかによって、当然おかずもそれに合ったものになると思います。しかし、それら相性が合っていなくても平気な私は、たぶん少し変なのかもしれませんが、なんでも食べられるおかげかどうか、基本的には風邪もあまりひかないような健康な身体を維持し続けています。
昔から、ご飯を食べながら牛乳を飲むのも平気でしたし、トースト(バターなしで)を食べながら、おからやヒジキも、納豆も全然OKです!(もちろんご飯があればご飯を食べますが、たまたまパンとそれらのおかずがあった場合の話です) 気持ち悪っ!と思われて当然ですが、トーストにハムエッグよりは、なんとなく「身体にいいもの」を食べてる感を優先してしまう悪癖ですね。元来、通年性鼻炎で味音痴気味なので、人が不味いというものも、不味いと気がつかないことが多いです。(たまに本気で不味いと思うものもごくごく稀にありますが)
夜会社で小腹がすいた時、時間もないし…で、コンビニおにぎりに野菜ジュースとか平気です! あはは…およそ食べさせ甲斐のない女なのです。
でもでも、オーガニックレストランやマクロビオティックのランチに誘われたら、それはそれは超うれしいのですが、最近その類のお店が増えたとはいえ、東京ですらどこにでもあるわけではなく、外食で身体にいいもの(特に無農薬とか無添加とか)を選んで食べるのはまだまだハードルが高いです。そうなると結局ランチなどは、「身体にいいもの」より「どうせなら食べたいもの・時間がないから手軽なもの」という優先順位になってしまうのも無理からぬ話ではありますが…
とはいえ、野菜もあまり食べないで、ボリューム優先の揚げ物などが中心の食生活では、生活習慣病にならないはずがありません…。そこは、あまり好きじゃないものや、意識しないと摂取できないようなものも、自分の身体のためになるべく食べてあげましょう。血も肉も骨も、自分が食べたもので作られているのだという意識を今一度持てば、食べるものへの意識も大きく変わるのではないでしょうか。40代を過ぎ、50代の半ばに差しかかっていく昭和40年男世代なら、誰しも気をつけなければいけないはずです。毎日のことゆえ、その成果は大きいはずですから、舌で感じるおいしさだけでなく、「身体が喜ぶ」食べ物を選ぶことを意識しませんか? 特に年末は忘年会の付きあいも多くなって、お正月には、寝て食べて飲んで…と年末年始は太りやすい時期ですから、ここぞとばかりに食欲に任せるのはやめて、食べ物との向き合い方を考えてみるのもいいのではないでしょうか。
とにかく、年末年始の暴飲暴食にはくれぐれもお気をつけくださいませ<(_ _)>
お、これを書きながら決まりました、最後の晩餐! 納豆とメカブかけ玄米ご飯に、紀州の最高級の梅干しでお願いします(笑)
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